廃部危機のPL 桑田、清原育てた名物監督の思いとは 2009年夏以来、甲子園から遠ざかっているPL学園野球部は13年2月に暴力事件が発覚し、監督が実質不在の状態が続いてきた。今年度から新入部員の募集を停止し、新チームの部員数はわずか12人(出場資格保持者は11人)。ノンフィクションライターの柳川悠二氏はこの1年、PLの廃部問題を取材してきたが、室内練習場の取り壊しも決まり、もはや風前の灯(ともしび)である。これまで無言を貫いてきた中村順司元監督(69歳、1980~98年在任、現名古屋商科大野球部監督)に無理をお願いし、廃部問題について質問をぶつけた。 2015夏の甲子園 週刊朝日 8/20
KK起用に迷いなし PL名監督が明かすNo.1ゲーム PL学園野球部で1980年からの在任18年間で58勝(歴代2位)をあげた中村順司監督(69歳、現名古屋商科大野球部監督)。名勝負を繰り返した高校野球界の名監督に、「ベストゲームを挙げてください」とお願いすることほど野暮なことはないかもしれない。それでも聞いてみたい。KK(桑田真澄・清原和博)の時代の一戦か。それとも春夏連覇を達成した立浪和義、片岡篤史、宮本慎也らの時代の一戦か。ノンフィクションライターの柳川悠二氏がその答えを聞いた。 2015夏の甲子園清原和博 週刊朝日 8/20
東尾修 清宮も! 高校野球で増える「右投げ左打ち」に東尾修が危惧 少年野球時代から増える「右投げ左打ち」選手たちに、東尾修元監督はさまざまな懸念があるという。 2015夏の甲子園ドラフト東尾修 週刊朝日 8/19
早実・東海大相模・仙台育英・関東第一が4強 清宮&オコエがホームラン 第97回全国高校野球選手権大会は8月17日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、早稲田実業、東海大相模、仙台育英、関東第一が勝ち、ベスト4が決まった。 2015夏の甲子園 dot. 8/17
窮地のPL野球部 母体教団が廃部を推し進める理由 春夏あわせて7回の全国制覇を誇るPL学園野球部が風前のともしびだ。ノンフィクションライター・柳川悠二氏が取材した。 2015夏の甲子園 週刊朝日 8/9
甲子園ヒーロー「持っている」清宮親子と大先輩の王貞治 夏の甲子園100周年にあたる今年は開会式で第1回大会に出場した高校野球のルーツ校とも言うべき10校の現役部員が復刻ユニホームを着て登場。その中の一校で全国区の人気を誇る早稲田実業のOB・王貞治さんが始球式をする。 2015夏の甲子園 週刊朝日 8/8
戦地に散った球児たち(6)<作家・木内昇> 昭和8(1933)年、延長25回に及ぶ伝説の準決勝で敗退した明石中。大投手の楠本保(14~43)を温存、2番手の中田武雄(15~43)が登板したのはなぜだったのか。ともに慶応大へ進み、楠本の妻が嫉妬したほど仲が良かった二人。戦地での最期も、連れ立つかのようだった。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/8
戦地に散った球児たち(5)<作家・木内昇> 昭和8(1933)年、延長25回に及ぶ伝説の準決勝で敗退した明石中。大投手の楠本保(14~43)を温存、2番手の中田武雄(15~43)が登板したのはなぜだったのか。ともに慶応大へ進み、楠本の妻が嫉妬したほど仲が良かった二人。戦地での最期も、連れ立つかのようだった。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/8
藤井元財務相 終戦後の泣ける甲子園エピソードとは… 終戦からちょうど1年で復活した全国高校野球選手権大会。地方大会開始後に中止が決定された昭和16(41)年の第27回大会以来、5年ぶりの開催となったが、甲子園球場は占領軍によって接収されていたため、第28回大会は会場を西宮球場に移して開かれた。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/7
甲子園 なんと1回戦で負けたのに優勝した高校があった! いよいよ8月6日、夏の甲子園が開幕する。さまざまなドラマを刻んだ長い歴史の中から、知る人ぞ知る“トリビア”をお届けする。 2015夏の甲子園 週刊朝日 8/7
アメリカ大統領選挙2024 共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。 米大統領選2024
本にひたる 暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。 自分を創る本
米軍の殺虫剤散布でも熱狂 高校野球100年の変遷 今年は「高校野球100年」。戦後、米軍がDDT(農薬や殺虫剤として使われる有機塩素化合物。現在は国内での使用禁止)を撒いても、観客は熱狂していたその高校野球の歴史を振り返る。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/3
高校野球の「プラカードガール」はどうやって選ぶのか? 意外な甲子園球場の歴史 今年も8月6日から、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)が始まる。球場の外野スタンド内にある甲子園歴史館には、球児たちの戦いに加え、それらを約90年にわたって見守ってきた球場の記憶も展示されている。 2015夏の甲子園 dot. 8/2
夏は球場の門の前で寝泊まり?! 高校野球私設応援団「8号門クラブ」の情熱 いよいよ8月6日から夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)が開幕する。一試合一試合に全てを賭けた球児たちが繰り広げるドラマには多くの人が胸を打たれる。そんな高校野球を愛してやまない人たちで結成された私設応援団「8号門クラブ」をご存知だろうか。 2015夏の甲子園 dot. 8/1
清宮ジュニア、内角攻めにも「?」の鈍感力 大器の予感 高校野球の全国大会が始まって100周年を迎える今夏、ひとりのルーキーに注目が集まっている。100年前の第1回大会に出場した伝統校・早稲田実(西東京)で中軸を担う1年生スラッガーの清宮幸太郎(16)だ。 2015夏の甲子園 週刊朝日 8/1
東尾修 早実・清宮 東尾修が「こんな選手は初めて」 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、早稲田実業の清宮幸太郎選手について突出したスケールを持っているとこう評価する。 2015夏の甲子園東尾修 週刊朝日 8/1
戦地に散った球児たち(4)<作家・木内昇> 甲子園にはしばしば怪物が現れる。和歌山・海草中の嶋清一(1920.5)は伝説の大投手だ。39年の第25回大会で、現在まで誰も破れない大記録を残した。初戦から全5試合完封、準決勝・決勝は連続ノーヒット・ノーラン。だがメンタルは弱く、失投の苦い過去があった。作家木内昇氏が追う。 2015夏の甲子園戦後70年 週刊朝日 8/1