ひきこもりといえば、学校へ行かず、働きもせず、家でも何もしていない人というイメージが強いと思います。ところが外出はせずとも、家族としか話さずとも、自分の世界では七転八倒のドラマが繰り広げられている人も多いのです。そのようすは「さなぎ」に例えられます。さなぎは一見、身動きをしませんが、殻のなかで劇的な変化をしているからです。不登校新聞編集長の石井志昂さんが、さなぎのようなひきこもり経験者の半生をレポートします。10年に及ぶひきこもりを経てバーのマスターになった男性の話です。
元ひきこもり男性33歳がゲーム廃人と化し、株で散財し、バーのマスターになるまでの10年間
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