コロナ危機の社会学 ※アマゾンで好評発売中!
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 新型コロナウイルス感染症は「感染の不安/不安の感染」(現象)を惹起し、コロナ危機下の政治、政策、社会に突発的で看過できない影響を与えた。

 社会学者の西田亮介さんは、新著『コロナ危機の社会学』でこう指摘する。

 不安と、それによって高まる誤解を含んだ被害者意識が社会に蓄積し、結果、さまざまな場面で「命か、経済か」という極端な議論を招いた。

 いまだ渦中にある私たちは、この危機とどう向き合えばいいのか。経済学者の安田洋祐さんを迎え、コロナ禍のここまでを振り返ると同時に、これからについてもお話いただく。

【開催日時】
11月5日(木)19:30~21:30

【お申込方法】
Peatix(ピーティックス)からの申込
http://ptix.at/KwB2jV

【著者プロフィール】
安田洋祐(やすだ・ようすけ)
大阪大学大学院経済学研究科 准教授。
1980年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。米国プリンストン大学へ留学して2007年にPh.D.を取得(経済学)。政策研究大学院大学助教授を経て、2014年4月から現職。専門は戦略的な状況を分析するゲーム理論。主な研究テーマは、現実の市場や制度を設計するマーケットデザイン。関西テレビ「報道ランナー」、読売テレビ「情報ライブミヤネ屋」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などにコメンテーターとして出演中。編著に『改訂版 経済学で出る数学 高校数学からきちんと攻める』(日本評論社)、『学校選択制のデザインゲーム理論アプローチ』(NTT出版)ほか監訳・共著多数。

西田亮介 (にしだ・りょうすけ) 
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。
1983年、京都生まれ。専門は社会学。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。同助教(有期・研究奨励II)、独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授などを経て現職。著書に『メディアと自民党』(角川新書、2016年度社会情報学会優秀文献賞)、『なぜ政治はわかりにくいのか:社会と民主主義をとらえなおす』(春秋社)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)など。