オヤジギャグにもならない「平成死語ランキング」 流行語だったはずが記憶の彼方に消えたのは… (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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オヤジギャグにもならない「平成死語ランキング」 流行語だったはずが記憶の彼方に消えたのは…

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福光恵dot.#流行語
平成時代に「新語・流行語大賞」などを受賞した言葉など約300語を調査。Googleの検索ヒット数で少ないものからランキングにした(筆者調べ)

平成時代に「新語・流行語大賞」などを受賞した言葉など約300語を調査。Googleの検索ヒット数で少ないものからランキングにした(筆者調べ)

 昨年12月に発表された「『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン 新語・流行語大賞」。平成最後の大賞には、女子カーリングチームのほのぼのしたかけ声「そだねー」が選ばれ、これにて平成時代の新語・流行語はほぼ出揃った。そこで、平成31年間にわたる同賞の受賞語、トップテン入賞語など約300語の「あの言葉の今!」を調査。一時は流行語ともてはやされたものの、もはやオヤジギャグにも使われない「平成死語大賞」と、流行言葉から普通に使われる日本語に昇格した「平成流行語大賞」のランキングを勝手に作ってみた。

【死語ランキング 11位以降の表のつづきはこちら!】

 今回使用したのは、平成10年(1998年)に米国カリフォルニア州で設立されたGoogleの検索エンジンだ。「ググる」という新語も生み、この世界の代名詞となったGoogleだが、今もPCサイトで語句を検索すると、「約◯◯◯◯件(◯◯秒)」というヒット件数(見積もり)が表示される。ちょっと強引だが、このヒット件数が多ければ「定着」、少なければ「死語」とジャッジすることにした。

 ちなみに「(◯◯秒)」という時間のほうは、検索に要した時間を意味する。インターネット黎明期を知らない若者は何のこっちゃだろうけど、サービス開始当時は、ほかの検索エンジンよりGoogle検索のほうがピカイチで速かった。で、Googleがどや顔で、そのかかった時間を表示していたものを、どういうわけか20年経った今も表示し続けているのがこの数字だ。

「そだねー」で2018年間大賞を受賞したロコ・ソラーレの本橋麻里さん。この言葉は広く認知された言葉だと思われるが、過去の流行語のなかには記憶の彼方に消えた言葉も…(c)朝日新聞社

「そだねー」で2018年間大賞を受賞したロコ・ソラーレの本橋麻里さん。この言葉は広く認知された言葉だと思われるが、過去の流行語のなかには記憶の彼方に消えた言葉も…(c)朝日新聞社

 また肝心の検索ヒット数のほうも、「目安でしかない」という声がある。たしかに検索する度にヒット数が少しずつ変わったりするが、せめてGoogleからログアウトしてから調べたり、語句の前後に“○○”を付けたりしたうえで、そのヒット数を調べた。

■「死語」ランキング1位は…

 まず今回は検索ヒット数の少ないほう、「死語」ランキングから見ていこう。死語の頂点に立ったのは、おめでとうございます! 奇しくも平成元年の受賞語「まじめ×ゆかい」(1989年・川崎製鉄社長)だった。バブルの足音が聞こえていたこの年、空前の売り手市場となった就職戦線で人材を集めようと、川崎製鉄が発表したのがこのキャッチフレーズ「まじめ×ゆかい 川鉄」。お堅いはずの製鉄会社が、「くだけたキャッチフレーズ」で人集めをしていると話題になった。


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