2020年末に謝罪会見した渡部建
2020年末に謝罪会見した渡部建

 週刊誌報道で複数の女性との不倫が報じられたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、芸能活動を再開することが5日に所属事務所から発表されたが前途多難だ。今月15日放送の千葉テレビの冠番組「白黒アンジャッシュ」で1年7カ月ぶりに復帰するという。

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 複数の女性との不倫や多目的トイレでの性行為などが週刊誌で報じられたのが20年6月。さわやかなイメージが強かっただけに衝撃が大きかった。

 復帰しても共演者は当面、渡部にどう絡めばいいか手探り状態になるのではないだろうか。お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史は6日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」に生出演した際、渡部の活動再開について言及。「テレビ局とかスポンサーがオッケーしているんやから、オッケーやと思いますけど。これからどうなっていくかが問題やろうね。なかなか事が事なだけにいじって笑いにするのは難しいんじゃないかと。性的なことなので」と言葉を選びながら話した。

 そして、「復帰していじられて、そのことが薄まっていくっていうのはあるけど、どうなんでしょうね。いじりにくいっていうのはあるよね」と率直な思いを明かした。

「渡部さんの復帰については、起用するテレビ局も起用に慎重な見方が多いと聞きます。不倫したということだけでなく、多目的トイレでの性行為という生々しい報道が出て嫌悪感を抱く女性視聴者が多い。スポンサーの理解を得られるのが難しい番組もあるでしょう。アンジャッシュのファンの中でも、渡部さんの復帰を望む声があれば、相方の児嶋一哉さんがピンで活動した方が良いのではないかという意見もあった。児嶋さんも色々悩んだと思いますが、渡部さんともう一度出直したいと考えたのでしょう。賛否両論ありますが、児嶋さんは男気を上げたと思います」(テレビ関係者)

 児嶋は5日、YouTubeチャンネル『児嶋だよ!』を更新。動画の冒頭で、「渡部のやったことで、ものすごく多くの方にご迷惑、不快な思いをさせて本当にすみませんでした」と騒動について改めて謝罪。

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火中の栗を拾った児嶋