左から妻夫木聡、玉木宏(C)朝日新聞社
左から妻夫木聡、玉木宏(C)朝日新聞社

 10月から、秋の新ドラマが続々とスタートした。4月以降のドラマは新型コロナウイルス感染拡大の影響などで撮影が中止になったり、放送延期になったりと大幅に放送予定が変更されていたが、10月期のドラマでようやく通常のサイクルに戻りつつあるようだ。

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 7月期では、最終回の総合視聴率が44.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の大記録となった「半沢直樹2」(TBS系)では、主演の堺雅人(46)の愛妻家で、子煩悩な素顔も話題になった。

 今期の主演俳優たちを見ると、「危険なビーナス」(TBS系)の妻夫木聡(39)、「極主夫道」(日本テレビ系)の玉木宏(40)、「この恋あたためますか」(TBS系)の山本耕史(43)、「相棒season19」(テレビ朝日系)の反町隆史(46)も堺と同様にいずれも妻は女優、結婚後の女性スキャンダルなし、プライベートでは良き父と共通する部分が見え隠れする。

「どんなに素晴らしい賞をもらうより、やっぱり家族が大事。生きる意味がはっきりできた」

 妻夫木は10月1日に放送された「櫻井・有吉THE夜会SP」(TBS系)に出演した際、昨年12月に誕生した第一子と妻マイコ(35)への思いをそう明かした。

「妻夫木は2016年8月に結婚しましたが、連ドラに出演するのは『イノセント・デイズ』(18年・WOWOW)以来です。このドラマは妻夫木が主演した映画『ぼくたちの家族』(14年)と同じ早見和真氏が原作の作品ですが、妻夫木がほれ込んでドラマ化にこぎつけたという思い入れのあるものです。彼は『ぼくたちの~』をきっかけに、裏方や脚本家と直接話しながら作りこんでいくという仕事のスタイルに変わっていきました。今回主演する『危険なビーナス』でも、そうした彼のこだわりが反映されていると聞いています」(映画関係者)

 今年公開された映画だけでも『Red』(2月)、『一度死んでみた』(3月)、『一度も撃ってません』(7月)、『浅田家!』(10月)など4本に出演しているが、家庭ではしっかり育児もしている。

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宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

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リモート飲みの最中も育児をする妻夫木