最も“内弁慶”なチームはどこだ? 無観客試合で「ホーム有利」は消滅か  (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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最も“内弁慶”なチームはどこだ? 無観客試合で「ホーム有利」は消滅か 

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西尾典文dot.
熱狂的なファンで埋まる阪神の本拠地・甲子園のスタンド (c)朝日新聞社

熱狂的なファンで埋まる阪神の本拠地・甲子園のスタンド (c)朝日新聞社

 ようやく6月19日に開幕することになったプロ野球のペナントレース。今週からは練習試合も行われ、各球団急ピッチで調整が進められることになる。そして例年と異なるのは開幕までの準備期間だけではない。新型コロナウイルスのクラスター感染を防ぐために、当面の試合は無観客で行われることになったのだ。そこで気になるのは無観客となったことがプレーに与える影響である。そのことで果たして有利になる球団、不利になる球団は出てくるのか。検証してみたいと思う。

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 観客がいることの大きな影響は何といってもその応援だろう。過去5年間のペナントレースの数字を合計しても、ホームチームの勝率は.540となっている。これは後攻めというだけでなく、応援が多いことも少なからず影響していることは間違いないだろう。そこで過去5年間の本拠地(ホーム)、敵地(ロード)での勝率をまとめてみると以下のようになった。まずはセ・リーグからだ。

■セ・リーグ ホーム勝率&ロード勝率

広島:ホーム勝率.634 ロード勝率.501
巨人:ホーム勝率.555 ロード勝率.477
DeNA:ホーム勝率.537 ロード勝率.439
中日:ホーム勝率.528 ロード勝率.362
ヤクルト:ホーム勝率.524 ロード勝率.380
阪神:ホーム勝率.519 ロード勝率.464
リーグ平均:ホーム勝率.549 ロード勝率.437

 ホームで圧倒的な強さを誇っているのが広島だ。2016年から2018年の三連覇の期間は実に7割近い勝率をマークしている。マツダスタジアムで行われる試合はごくごく一部のビジター応援席を除いてスタンドは真っ赤に染まり、その応援が選手を後押ししていることは間違いないだろう。しかしカープはロードでも過去5年間でリーグトップの勝率を誇っているだけに、これだけの要素で単純に不利とは判断できない。そこでホームとロードでの勝率差を出し、その数値が高い順に並べたところ以下のようになった。

■セ・リーグ ホームとロードの勝率差(ホーム勝率-ロード勝率)

中日:+.166
ヤクルト:+.144
広島:+.133
DeNA:+.098
巨人:+.078
阪神:+.055
リーグ平均:+.112


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