曙らが「格闘ブーム」に一役買うも… 相撲出身MMAファイターは“消滅”? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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曙らが「格闘ブーム」に一役買うも… 相撲出身MMAファイターは“消滅”?

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大きな期待を背負ってリングに上がった曙だったが… (c)朝日新聞社

大きな期待を背負ってリングに上がった曙だったが… (c)朝日新聞社

 2000年代から恒例となった大晦日の格闘技イベント。昨年も現在日本で最大の総合格闘技団体であるRIZINが大会を開催した。ユーチューバーとしても人気となった朝倉未来、海の兄弟や、キックボクシング界の“神童”那須川天心らスター選手が出場し、コアな格闘技ファンを中心に盛り上がりを見せたが……。視聴率(関東地区平均5.2%)は2015年から続くRIZINの大晦日イベントとしては過去最低となってしまった。

 一昨年は世界的なボクサーであるフロイド・メイウェザーと那須川の試合が格闘技ファン以外の注目も集め、視聴率はRIZINの年末イベントとしては、史上最高の平均7.5%を獲得。だが、昨年はそういったいわゆる“一般ウケ”する試合は組まれていなかった。

 大会の視聴率が伸びなかったこともありRIZINの榊原信行CEOは悔しさを口にしたが、好カードが揃ったことからファンからの評価は高いイベントとなったのは事実だ。朝倉兄弟などのおかげでコアな格闘技ファンが増えてきているのは確実で、かつてのような人気を取り戻すのであれば“飛び道具的”な試合がなくともMMA人気を上げていかなくてはならないのは明白である。

 仮にそうなった場合、格闘技界の中でも知名度は抜群だが、これまでMMA界では実績を残せていない相撲出身ファイターは出番の機会が減ってしまうのではないか。

 最も話題となった元横綱・曙は、デビュー戦で立ち技のK-1でボブ・サップと対戦したがあえなく惨敗。その後はMMAにも挑戦したが、2005年に“最強素人”と呼ばれたボビー・オロゴンにも判定で敗れるなど、4戦4敗で1勝もできずじまいだった。

 曙以外にも、相撲出身MMAファイターが多数誕生したが、主な選手の戦績は以下となっている。※カッコ内は主な対戦相手


■把瑠都:3勝1敗(ピーター・アーツ、ミルコ・クロコップなど)

■戦闘竜:6勝16敗(瀧本誠、ジェームス・トンプソンなど)

■大砂嵐:0勝1敗(ボブ・サップ)

■玉海力:0勝3敗(小路晃など)

■若翔洋:1勝5敗1分け(ピーター・アーツなど)

■大飛翔:1勝3敗(佐藤光留など)

■星風:1勝0敗(澤田敦士)

■日出ノ国:2勝2敗(ジヴァニウド・サンターナなど)



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