不安続出の森保ジャパン ベース不明確で選手任せ、主力硬直化、中堅軽視で成長にも疑問符が… (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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不安続出の森保ジャパン ベース不明確で選手任せ、主力硬直化、中堅軽視で成長にも疑問符が…

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河治良幸dot.
その手腕に厳しい目が向けられている森保一監督 (c)朝日新聞社

その手腕に厳しい目が向けられている森保一監督 (c)朝日新聞社

 2022年のカタールW杯を目指すA代表と、東京五輪に向けて強化を続けるU-23日本代表の指揮官を兼任する森保一監督だが、今夏の東京五輪、さらに秋から行われるアジア最終予選に向けて、かなり難しい状況を迎えている。

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 ここまでA代表の活動がある時は横内昭展コーチが五輪代表候補のチームを率いたが、今年3月と6月にも活動期間がかぶる。東京五輪に向けた強化が佳境を迎える中で、グループリーグ敗退に終わったAFC U-23選手権の結果もあり、森保監督の兼任に対する悲観的な声も強まっている。実際にメリットとデメリットを考えると、デメリットが大きくなってきている部分も否めない。

 A代表に限ると就任からここまで親善試合の成績は7勝2分け2敗。アジア杯、コパ・アメリカ、昨年末の東アジアE-1選手権を合わせた公式戦は8勝2分け3敗、そしてW杯二次予選が4連勝中とA代表の戦績は決して悪くはない。ただし、成長のプロセスを踏めているかどうかが大事で、疑問符を付けざるを得ないところも多々ある。

 2018年7月から率いるA代表はヴァイッド・ハリルホジッチ氏(現モロッコ代表監督)、西野朗氏(現タイ代表監督)の系譜を引き継いで4-2-3-1をベースとしながら、ロシアW杯メンバーではない中島翔哉、南野拓実、堂安律を2列目の主力に据えて、急成長を見せた冨安健洋を早期にセンターバックの主力として定着に導くなど、継続と変化をうまくミックスして、ホームの親善試合ながら4勝1分けという良い滑り出しを見せた。

 そうして迎えたアジア杯はけが人の続出や大迫勇也が万全でない中でのプレーを強いられたこともあり、かなり綱渡りの戦いを強いられながら準決勝に進んだ。そこで長友佑都も「スーパーゲーム」と表現した試合内容で、アジア最強の呼び声もあったイランを3-0と粉砕した。しかし、決勝ではスペイン人のフェリックス・サンチェス監督が率いるカタールに対して前からのディフェンスがはまらず、完全に後手を踏まされた状態で前半2失点。途中から修正して巻き返すも1ー3でタイトルを逃した。


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