史上初「2冠」霜降り明星 業界関係者が語る上京後の“本当の価値” (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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史上初「2冠」霜降り明星 業界関係者が語る上京後の“本当の価値”

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黒崎さとしdot.
霜降り明星 (c)朝日新聞社

霜降り明星 (c)朝日新聞社

 3月に行われた「ひとり芸」の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2019」(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(26)が優勝を果たした。 粗品は2018年12月の「M-1グランプリ」(ABCテレビ・テレビ朝日系)でもコンビで優勝を飾っており、史上初となる2冠を達成した。すでにさまざまな番組に出演し、今春からゴールデンでの初レギュラーも決定。次代のお笑い界を担う存在としてさらなる注目が集まるが、一方で業界関係者からは「実力ある若手に過度なプレッシャーが掛かっている」という声もチラホラと聞こえてくる。実際のところはどうなのだろうか?

「粗品さんは2012年に、関西お笑い芸人の登竜門『オールザッツ漫才』(毎日放送)でピン芸人として出場して、最年少で優勝し注目を集めていました。その後、せいやさん(26)とコンビを組み、第38回ABCお笑いグランプリで優勝したり、 第7回ytv漫才新人賞を受賞するなど順調にスターダムを駆け上ってきた。いまだ20代ということで注目を集めていますが、芸歴も浅くはない。もちろんM-1にせよ、R-1にせよ実力派の芸人さんたちがひしめき合う中での優勝なので、驚きの目で見られているんだと思います。実際にお笑いを熱心に見ていなくても、賞タイトルの名前は知っている人が多いので、その両方を取ったというキャッチフレーズは強いですよね」(お笑い系芸能事務所関係者)

 今回の粗品のネタも、かつてオールザッツで優勝したときのネタとほぼ同じだった。それでも優勝したワケは?

「そもそもR-1はひとり芸の日本一を決める大会。そのRの意味とは『落語』です。M-1とは違い、なかなか脚光が当たらないスタンダップコメディなどが取り上げられるケースが多く、その分地味になりがちでした。また、人気コンビの片方がピンで出ることも多く、博多華丸(48)さんやなだぎ武(48)さん、COWCOWの多田健二(44)さんなども優勝してきましたが、どれもモノマネや一発芸的なものだった。一時的に注目を浴びるものの、そのネタが使い古されてあきられてしまい、ピン芸人としての活動では徐々に姿を消していくというケースも多い。一方で粗品さんに限らず近年は、ピンの本格的な漫談ネタが増えてきた。その中で、やはりフリップ芸として質が高く、笑い的にもうまくお客を引き込めるネタ作りが評価されたのでは」(民放バラエティ制作スタッフ)


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