SEO対策は、今こそ大きなチャンスあり!? 2018年、Web・SEO業界の最新情勢 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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SEO対策は、今こそ大きなチャンスあり!? 2018年、Web・SEO業界の最新情勢

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鈴木良治dot.#朝日新聞出版の本#読書
検索エンジンを欺くためには、常に新しい「裏技」を探し実施し続けなければならず、効果が安定しないのはもちろん、高いコストがかかり続けます

検索エンジンを欺くためには、常に新しい「裏技」を探し実施し続けなければならず、効果が安定しないのはもちろん、高いコストがかかり続けます

検索エンジンをだます対策は見た目だけを偽装するのに対し、私の推奨する正しい対策は、Webサイト自体や提供コンテンツを改善し、本当にお客様が求めるものの実現を目指します

検索エンジンをだます対策は見た目だけを偽装するのに対し、私の推奨する正しい対策は、Webサイト自体や提供コンテンツを改善し、本当にお客様が求めるものの実現を目指します

2014年9月以前、Googleで「18歳未満」を検索するとYahoo!Japanが不動の1位でしたが、2017年4月時点では100位以内にも入らなくなりました。このことからも、外部リンクの効果が薄れていることがわかります

2014年9月以前、Googleで「18歳未満」を検索するとYahoo!Japanが不動の1位でしたが、2017年4月時点では100位以内にも入らなくなりました。このことからも、外部リンクの効果が薄れていることがわかります

鈴木良治/アンドバリュー株式会社代表取締役社長。京都大学卒業後、リクルート入社。リクルートを退社後Webの分野に進出し、ベンチャー企業の立ち上げなどを経て、格安でSEO対策を行えるサイト管理システムの提供や書籍の完全無料公開など、書籍の執筆にとどまらないSEO対策の普及活動を行っている

鈴木良治/アンドバリュー株式会社代表取締役社長。京都大学卒業後、リクルート入社。リクルートを退社後Webの分野に進出し、ベンチャー企業の立ち上げなどを経て、格安でSEO対策を行えるサイト管理システムの提供や書籍の完全無料公開など、書籍の執筆にとどまらないSEO対策の普及活動を行っている

 GoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンで、あるWebサイトが特定の検索ワードの検索結果の上位に表示されるように、そのサイトのコンテンツやシステムを作成・構築する―― それがSEO対策だ。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略。Web制作に携わるライターやエンジニアにとって必須のスキルのようにも思えるが、じつは最近まで「検索エンジンをだますような裏ワザ的な手法が主流だった」と、SEO対策の第一人者として知られる鈴木良治さんは嘆く。

【鈴木さんの推奨する正しい対策を図で説明!】

 SEO対策についての書籍として異例の売り上げを記録した『SEO対策のための Webライティング実践講座』『成果を出し続けるための 王道SEO対策 実践講座』、そして新刊『Webプロジェクトを成功に導く 戦略的SEO思考』を発行した鈴木さんに、現在のSEO情勢をうかがった。

●もうSEO対策は「終わった」技術なのか?

「『もうSEO対策は使えない』。数年前から、このような話をあちこちで耳にするようになりました。事実、世界最大の検索エンジンであるGoogleは、2011年以降、評価基準の大幅な更新を続け、その結果、検索エンジンを欺く裏ワザ的な手法は急速に通用しなくなってきています」

 Web総合サービス会社を経営する鈴木さんはSEO対策の専門家でもあり、業界の第一人者として「正しいSEO対策」の普及に取り組んでいる。鈴木さんによると、SEO業界は誕生から長い間、Webサイトの画像の裏に大量に「キーワード」を埋め込んだり、「外部リンク」を量産したりする裏ワザを当たり前のように行ってきたという。

「特に業界で主流だったのが外部リンクの乱用です。外部リンクを多く集めたWebサイトは、中身がどうであれ、検索エンジンに高く評価されてきました。効果が高かったこともありますが、外部リンクを提供するためだけのサイトならブログを作る程度の技術で作成できるのでサービス提供が簡単な上、効果を継続するためには外部リンク数を維持しなければならないため、継続して課金でき商売としても安定して儲かる──そのため、つい最近まではSEOサービスと言えば外部リンク販売がほとんどでした」

 外部リンクの多さが「数値化できないコンテンツの価値を計る正しい指標」だとしても、それが人為的に操作された場合、その検索結果はもはや「正しい序列」とは言えない。そして、検索した人が劣悪なWebサイトに誘導される可能性さえある。

「しかし、先に述べた通り2011年頃から状況は次第に変わってきています。検索エンジンの技術が向上するとともに評価基準の変更もあって、外部リンク利用のような裏ワザが徐々に効かなくなってきたのです。検索エンジンが不正なサイトを排除しようとするのは当然でしょう」

 これまでSEO対策の主流となっていた外部リンク施策の効果も、どんどん下がってきていると鈴木さんは説明する。

「Googleで<18歳未満>と検索すると、数年前までトップに表示されるWebサイトは不動で<Yahoo!JAPAN>でした。18歳未満が閲覧できない成人向けサイトの多くが年齢認証ページからの退出先、つまり外部リンクに<Yahoo!JAPAN>を利用しているからです。ところが、2015年12月には5位前後、2017年4月時点では100位以内にも入らなくなりました。こうした変化からも、検索エンジンを欺くための人為的な外部リンクや低品質なサイトを排除する検索技術が着実に向上していることが見て取れます」


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