韓国芸能界でアイドルの自殺が相次ぐ理由 (1/5) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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韓国芸能界でアイドルの自殺が相次ぐ理由

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歌手・女優のソルリさんの自殺は日本でも大きく取り上げられた(Getty Images)

歌手・女優のソルリさんの自殺は日本でも大きく取り上げられた(Getty Images)

 今年10月14日、韓国の人気女性アイドルグループ「f(X)」の元メンバーで歌手・女優のソルリ(25)がソウル近郊にある自宅で死亡しているのが見つかった。警察は自殺と断じた。彼女の自殺はネットメディアを中心に日本でも大きく取り上げられた。

「また韓国人タレントが自殺」と見出しを打つメディアもあり、「韓国人タレントの自殺が多い」という印象を持った人も多いだろう。

 2018年の韓国の自殺率はOECD加盟国30ヵ国でトップである。ただし、高齢者の自殺が多く、日本と比べて若者の自殺率が異常に高いわけではない。したがって、韓国芸能人の自殺が相次ぐ背景には、韓国固有の事情があると考えるべきだろう。

●日本と韓国は求められるアイドルが違う

 約30年前、韓国のアイドルのあり方は日本に近かった。

 私は1988年のソウルオリンピック前後の時期、ソウルの再開発地区の高層ビルのショッピングで、若い男性が女性たちにサイン攻めにあっているのに出くわしたことがある。しばらくその様子を見ていると、ちょっと小太りな印象の彼は、「君にもサインをしようか」と私にも声をかけてくれた。

 あとで聞くと、「ソバンチャ」(消防車)という3人組の男性アイドルグループのメンバーだという。彼は一番人気だったそうだ。その直後にテレビで踊りながら歌うソバンチャを見たが、スマートなイケメン2人に挟まれる形でなんとかついていっている感じで、なぜ一番人気なのか不思議になった。ある韓国人女性は「だって、かわいいじゃない」と言った。


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