【現代の肖像】秋田地方気象台 防災気象官・和田幸一郎「ホットラインで命を救う」＜AERA連載＞

行動力と人とのつながりを大切にする気持ち。それが記録的豪雨から住民を守ることにつながった（撮影／工藤隆太郎）

和田への講演依頼は次から次へと舞い込む。昨年１１月には秋田市立飯島中学校で「気象災害から命を守る」をテーマに講話。生徒の一人、石井良果（はるか、１４）は、「授業で気象を勉強しているところ。とても興味深い話が聞けた」（撮影／工藤隆太郎）

羽後町長の安藤豊は、和田が秋田でホットラインを構築する際に背中を押した一人（撮影／工藤隆太郎）

秋田朝日放送では月１でレギュラーの気象コーナーを持つ（撮影／工藤隆太郎）

再任用となった今でも日常業務は多忙だ（撮影／工藤隆太郎）

旧国鉄時代に同僚と組んだバンドでは、ギター、キーボード、ボーカル、作詞作曲となんでもこなした。０７年には緊急地震速報の広報ソングも制作している（撮影／工藤隆太郎）