天才を育てる学習塾講師「勉強しなきゃダメ？」と聞かれたら「負け」　「あいさつ」や「着席」より大切なこととは

滋賀県にあるりんご塾小泉本部校の様子

パズル形式の問題。低学年向けの「数字つなぎ」は、1から順に数を線でつないでいくパズルで、数がわかれば解ける。『天才!! ヒマつぶしドリル　ちょっとやさしめ』（Gakken）から

小3〜4向けの「倍数クロス」。2の倍数と3の倍数をそれぞれ線でつないで、6や12の公倍数で線が重なる問題。これで視覚的に公倍数がわかるそうだ。『天才!! ヒマつぶしドリル　ふつう』（Gakken）から

立体パズルなどを使って、手を動かして問題を解くこともある

田邉亨（たなべ・とおる）/りんご塾代表。1968年、滋賀県生まれ。ニューヨーク市立大学とペンシルベニア州立大学で学ぶ。2000年に「りんご塾」を滋賀県彦根市に設立、「算数オリンピック」「そろばん検定」「思考力」を重視した学習教室を運営。2024年10月には全国に約250教室を展開。著書の『算数と国語の力がつく 天才!! ヒマつぶしドリル』シリーズは5冊刊行され、累計発行部数は30万部を突破。2024年11月には新刊『5教科の力がつく 天才!! ヒマつぶしドリル』シリーズが発売となる。