中央がメーンで使っているニコンF。生まれ育った下町の風景を撮り続け、その写真を基に繊細なペン画が生み出される。手前右がフィルムの生産量が減少したため購入したという最初のデジタルカメラ、ニコンCOOLPIX S640。左がコンタックスTVS。いずれも小型軽量でポケットに入れて持ち歩けるのが気に入っている。右は昨年購入した一眼レフのニコンD5100
東京・谷中の仕舞屋。木造家屋をおおう植物や地面に強く当たった光から夏の暑さが伝わってくる。ペン画では右の自転車とホースを消し、涼やかな音と風を感じさせるため、写真にはない風鈴を加えている
書画の掛け軸や屏風、ふすまの表装などをする職人の経師屋(きょうじや)。光と影のコントラストを生かして木目がきれいに写しだされ、家の歴史が伝わっている