水木さんの愛機オリンパスL-10スーパー。グリップ部分がすり減っており、かなり使い込んでいるのがわかる。同機種を使い続け、現在も3台所有しているというように愛着は強い
南欧・地中海に浮かぶマルタ島で撮影された樹木。水滴が目のように光り、気のコブが鼻や口にも見える。まるで妖怪のようだ
アフリカ・マリ共和国のトゴン族の家。一見、窓のように見えるのは壁の装飾で、烏を雨宿りさせるためのものだという
イタリア・フィレンツェのグロッタ庭園の木も、水木さんが撮ると妖怪の顔に見える。撮影は資料収集も兼ねているが、ふつうは目をとめない被写体が多く、やはり不思議な雰囲気の写真に仕上がる