「夫婦の恋愛サスペンス×夫婦再構築の物語」と題した金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)が、深夜帯にもかかわらず、その過激な内容もあって視聴率が好調だ。同作はマンガアプリ「マンガボックス」で連載中の原作の実写版。不倫をテーマに、主演・仲里依紗(28)、その夫役を塚本高史(35)が演じているほか、女優たちが妖艶な演技を見せている。本作に限らず、このところ世間の厳しい目とは裏腹に、ドラマでは不倫をテーマにした作品が活況となっている。
「昨年春に放送された波瑠主演のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)は賛否両論がありましたが、それでも視聴率は健闘し、人気も高かった。こうしたなか、『ホリデイラブ』も現実では厳しいテーマをどう描くのか、なぜ不倫はだめなのかという根源的な問いも含めて注目が集まっているのかもしれません。また、スタートが少し遅い1月末だったことも、功を奏したかも。今季のドラマに出遅れたり、期待していた作品にがっかりした人が見やすい。たとえ見逃しても、AbemaTVで見ることもできますしね」(民放ドラマ制作スタッフ)
ストーリーは、単身赴任中である夫の浮気が発覚し、妻としての苦悩や葛藤を描いた末に夫婦としてのカタチを取り戻してくという“純愛ドラマ”だ。だが、初回から過激な性行為中のシーンやセミヌードが、地上派ギリギリのラインで放送された。
仲里依紗演じる主人公・高森杏寿に、夫の不倫が告発されたかと思えば、長回しでの不倫回想場面と、のっけから過激な内容とも相まって、出演陣のセクシーな演技に期待をもった芸能ニュースが続々と配信されている。
「昨年夏に放送された『黒革の手帖』(テレビ朝日/主演・武井咲)でも、ホステス役で美しいバストを披露して話題をさらった仲里依紗に加えて、出演陣の配役が絶妙です。いまやエロスの女王となった壇蜜(37)や、10代から水着や下着でグラビアを飾りヌードにもなった三津谷葉子(33)も、『今後どんな演技を魅せてくれるのか?』と、期待を持たせます。深夜帯のドラマとして作りはもちりん、スマホでの視聴がメインとなるウェブ配信を見据えた作品になっていますね」(同)
そして本作の中で、最も注目を集めているのが、夫の不倫相手役を務めている松本まりか(33)だ。