今期大ヒットとなった女優・新垣結衣(28)主演の連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が12月20日にいよいよ最終回を迎える。初回放送から視聴率が右肩上がりの同ドラマでは、「恋ダンス」が大流行するなど社会現象を巻き起こし、13日に放送された第10話では平均視聴率が17.1%と、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を更新した。
『逃げ恥』は『Kiss』(講談社)で連載中の海野つなみ氏による同名コミックが原作。派遣切りにあった主人公・森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と契約結婚し、家事労働で給料をもらいながら同居生活を送るラブコメディー。最終回に向けて“逃げ恥ロス“まで叫ばれる中、続編を期待する視聴者も多いと思うが、果たしてその可能性はあるのだろうか?
「まず、『最終回がどうなるか?』ということが重要でしょう。前回の放送で2人は両思いとなり、津崎がみくりにプロポーズしました。しかし、津崎のプロポーズの理由が『正式に結婚すればタダで家事をしてもらえる。生活費に余裕が出る』という合理的なもの。これにみくりが『愛情の搾取に断固として反対!』と怒るシーンで終わりました。で、最終回ですが、例えばみくりが今後も同居生活を続けるのか悩み、結局『お互いの気持ちをもう一度確かめるため別居』みたいな着地点だったら、ある意味、続編が期待できる結末ですよね。ただし、モヤモヤは残りますが」(テレビ情報誌の編集者)
『逃げ恥』の魅力は、なかなか恋愛が進展しない2人のじれったさに、視聴者がムズムズしながら胸キュンする「ムズキュン」であった。だが、前回の放送で遂に気持ちが通じ合ったのだから、このまま新婚生活が始まりハッピーエンドでも良いと思うのだが……。