年内いっぱいでの解散するSMAPの木村拓哉(44)が2017年1月にスタートするドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)に主演する。
約2年ぶりの主演ドラマで演じるのは、心臓血管と小児外科が専門の「職人外科医役」。木村はこれまでピアニストや美容師、パイロット、レーサー、検事、総理大臣……とさまざまな職業を演じてきたが、外科医役は初挑戦だ。
共演者には竹内結子(36)、松山ケンイチ(31)、浅野忠信(42)ら、いずれも主役級の豪華キャストが集まった。
「木村にとっては、8月の解散発表後、初めて決まった俳優としての仕事。来年からソロで活動する彼にとって、このドラマは是が非でも成功させたいでしょう。昨年4月期に放送された『アイムホーム』の初回視聴率は16.7%と、普通に見ればいい数字なのに、20%を切ったというだけで『ついにキムタク神話崩壊か』などと言われてしまいますからね」(スポーツ紙記者)
さらに、来年4月に6年ぶりの主演映画である『無限の住人』(三池崇史監督)の公開も控えている。この作品は木村が“百人斬り”の用心棒を演じるもので、歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)と映画初共演となる。
「2人の共演シーンは間違いなく見せ場の一つになりますが、それ以外にも一方は“解散”、もう一方は“妻の闘病”と何かと注目され、話題性は十分です」
ドラマの撮影は11月下旬にも始まる予定だが、テレビ関係者は木村の様子を次のように話す。
「撮影に向け、外科医に話を聞いたり、手術の映像を繰り返し見ては練習しているそうです。もともと器用な方なので細かい縫合技術などは完璧に近いレベルまでマスターしたそうですよ」
もっとも、木村自身が「絶対コケるわけにいかない」と危機感を募らせているというのは、週刊誌記者だ。