近年の芸能界で存在感を放っている「ママタレント」の人気勢力図に大きな動きが起きている。
【「華麗なる芸能界ママ友相関図」最強「ママ友会」のメンバーは?】
モデルやバラエティタレントとして活躍し、結婚&出産後は人気ママタレントとして支持を集めていた木下優樹菜が、実姉が勤務していたタピオカ店の経営者に対するSNSを介しての高圧的な発言に世間の批判が殺到した、いわゆる“タピオカ騒動”により芸能活動の自粛を発表。昨年の大みそかには元夫でお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史との離婚も明らかにした。
さらに今年の3月に入ってグラドルやバラエティタレントとして活躍し、近年は人気ママタレントの地位を確立していた小倉優子に離婚危機報道が、安田美沙子に前所属事務所からの独立を巡っての訴訟トラブルが発覚して話題となっている。民放テレビ局の情報番組のスタッフは語る。
「小倉さんはカリスマ美容師の前夫が同じ所属事務所の後輩タレントと不倫騒動を起こし、17年に離婚。その後、18年12月に歯科医師である現在のダンナさんと再婚し、今年2月には第3子の妊娠を発表しましたが、昨年末から夫と別居状態にあることが明らかになりました。当初の報道では妊娠中に夫に家を出て行かれたということで小倉さんに対する同情的な見方が強かったのですが、最近になってずっと沈黙を守っていた夫が情報番組の取材に応じ、『私から一方的に家を出た事実もありません』などと否定したことで、世間の風向きが変わりつつあります。すんなりと元サヤに戻るという雰囲気ではありませんね」
安田の独立騒動については、大手芸能事務所のマネジャーがこう明かす。
「一部報道では、安田さんは前所属事務所から高額のギャラをもらっていたとのことですが、以前から懇意の大物歌手が主催する飲み会などで愚痴をこぼすなど、待遇に不満を抱いていたようです。近年ママタレントとして活躍する安田さんの主な収入源となっているのがInstagramなどのSNSを活用したアフリエイト収入ということもあり、事務所を離れても自分の力だけで稼げると思ったのかもしれませんね。とはいえ、現在そうしたビジネスで大金を稼げるのも、人気タレントとして売り出してくれた前所属事務所のサポートがあってこそで、タレントを育成、マネージメントする立場の人間からすると複雑な思いです」