※写真はイメージです (GettyImages)
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 8月5日に新曲「RUN」を発売するSexy Zone。来年のデビュー10周年を前に、コロナ禍のなかで考えた「セクゾらしさ」とは……。熱い思いや冷静な分析力が交錯する、個性あふれる「らしい」トークをお届けします。

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前編/Sexy Zone中島が明かす 山P&亀梨からのドラマ「未満警察」の感想は?」】より続く

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──さまざまな思いを抱えつつ過ごしたステイホーム期間だったと思いますが、ついに休止していたツアーの振り替え公演が発表になりました。今の思いは?

佐藤勝利:3月にツアーが止まってしまった段階から、ライブ自体がNOなのかYESなのか、やる場合はどうすれば安全なのか、あるいは配信にしたほうがいいのかとか、何カ月も考えてきました。さまざまに判断した結果として、7月10日の制限緩和のタイミングで振り替え公演を発表させていただきましたけど、ただ、やっぱり日々の感染者数を見ていると複雑ですよね。来てくれるお客さんが安全で笑顔でいられて、また僕らもいろんな場所を訪れるわけだから、その場所のみなさんが安心できるような状況を守れないとツアーはやれない。

中島健人:うん……休止になった公演のチケットを9割の人が払い戻さず持っていてくれているっていうのを聞いて、だからこそ我々も大規模な振り替え公演を決断することができた。そこは本当に感動だけどね。

菊池風磨:ステージに立てる喜びと、なにより長い間お目にかかれてないファンのみなさんとお目にかかれる嬉しさはありますけど、安全第一なのでね。

マリウス葉:嬉しさと同時に、覚悟も必要ですよね。僕らもファンのみなさんも、守らなきゃいけない、本当に厳しい制限があるので……。

佐藤:正直、準備をしながら、いつまた中止になるかわからないと思ってます。それでもギリギリまで走りたいのはエンターテインメントの火を消しちゃいけない、という一心から。自粛中、すべてのエンターテインメントが止まったのを目の当たりにして思ったんです。誰かが止めようと思ったら、一瞬で止まる世界にいるんだなって。こういう歴史に残るような事態を経験したからこそ、ジャニーさんに教えてもらった「Show must go on」の意味をより深く考えた。エンタメのバトンを止めないのは僕らの使命だな、って。今はそういう思いです。

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