来月、股下90センチの美女モデルが闘いを求めてプロボクシングのリングに上がる。8.4頭身の現役モデルでプロボクサーの高野人母美(ともみ)さんだ。
汗みどろの男たちがサンドバッグをたたく横で、すらりとした長い手足の小顔美女がバンデージを巻いている。意外と違和感はない。
「男の子ばかりの中でずっとサッカーをやっていたから、女子のオーラがなくなったんです」とあっけらかんと話す。
177センチの長身で、18歳からモデルとして活動。ファッションショーなど華やかな仕事をこなす一方、3年前から始めたボクシングでは地道な努力を欠かさない。毎朝6時半から走り込み、午後は二つのジムをハシゴして練習する。
「筋肉がついて体重が8キロ増えました。同時に、アンダーバストも10センチ大きくなりました(笑い)」
プロデビュー戦は4月6日(米軍キャンプ座間)だが、待ちきれない人は、3月25日に後楽園ホールへどうぞ。ラウンドガールの高野さんを見ることができる。
※週刊朝日 2013年3月29日号