林:今年、東日本大震災から10年になりますけど、何か計画してらっしゃるんですか。
檜原:もちろん。震災から10年を迎え、被災者の皆さまがどう暮らされているか、復興はどうなっているか放送でしっかり取り上げていきたいと思います。
林:今年もいろいろと計画がおありなんでしょうね。
檜原:うちは去年4月、SDGメディア・コンパクトに署名しました。フジテレビ、BSフジと連携して、SDGs(持続可能な開発目標)に関する3波連合プロジェクトをやりますし、ニッポン放送では今年3月8日の国際女性デーに大きな特番をやろうと思ってるんです。社内に女子のプロジェクトチームをつくって、どういう番組をやろうか考えてもらっています。
林:それは素晴らしい! どんなことをやろうとお考えなんですか。
檜原:ファーストサマーウイカさんをパーソナリティに立てて、ジェンダーフリーもそうなんですけど、いろんな企業のSDGs的な活動を紹介できたらなと思っています。
林:楽しみです。こんなときだからこそ、これからも楽しい番組を届けてくださいね。
(構成/本誌・松岡かすみ 編集協力/一木俊雄)
檜原麻希(ひわら・まき)/1985年、慶応義塾大学文学部卒業、ニッポン放送入社。2009年、デジタルメディア局長。11年編成局長。15年取締役。18年、常務取締役。19年、代表取締役社長に就任。帰国子女で幼少期に英国・フランスに滞在。英語・フランス語が堪能。99年には休職し、フランスの企業で半年間インターンシップを経験。
※週刊朝日 2021年2月12日号より抜粋