

決して楽ではないゴルフ人生。丸山茂樹氏は、45歳のタイガー・ウッズと、50歳のフィル・ミケルソン、2人の中年ゴルファーにエールを送る。
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タイガー・ウッズ(45)が自身5度目の腰の手術を受けたと発表しました。それを聞いて、非常に複雑な思いがありましたね。
タイガーはオペに立ち向かって、復帰へ向けてリハビリというのを繰り返してきました。精神的な部分でもう、結構キテるんじゃないかと思います。本人の口から聞いてないので分かりませんけどね。自分もポンコツなんで、人の心配してる場合じゃないんですけど。彼はまだまだやれると思うんで、立ち直ってまた頑張ってほしいです。
4月のマスターズには間に合わせたいところでしょうね。内視鏡のオペなんで、そこまで長引かないとは思います。気持ちの面だけですね、気がかりなのは。
さて、米PGAツアーの「ザ・アメリカンエキスプレス」(1月21~24日、カリフォルニア州ラキンタのPGAウェスト スタジアムコース、ニクラストーナメントコース)の2日目に、50歳のフィル・ミケルソンが18ホールすべてパーで回りました。彼の米ツアーでの通算2201ラウンド目にして初めてのことだそうです。ちなみに通算2オーバーで予選落ちでした。
彼はアグレッシブなゴルファーだから、そういう安定したというか静かな感じのゴルフはなかなかないと思うんです。ピンもガンガン狙ってきますし。そうなると、そのラウンドではどんなプレーぶりだったのか見てみたい気がします。
最近はレギュラーツアーではだいぶ思うようにいかなくなってますけど、飛距離はめちゃくちゃ出てますし。シニアにあたるチャンピオンズツアーに出れば優勝という格好ですから。
レギュラーツアーだと若者とブンブン振りあって、ボールが曲がっちゃってるんですかねえ。彼のインスタ見てたら、飛距離かアプローチの話しかしてないですよ。だから飛距離には相当のこだわりを持ってるんだと思いますよ。シニア界のデシャンボーを目指してるんじゃないですか? ハハハハハ。