A、お風呂と寝付きには、相関関係があると言われています。入浴直後のほてった体は1時間ほどで冷めはじめます。体が冷めていくときに一番眠気がやってきますが、入浴後起きている時間が長くなると寝付きが悪くなります。また、寝室に入ってから、遊んだり、スマホやタブレットを使ったりしていると興奮して眠れません。「寝室は暗く、寝るところ」と子どもに教えることが大切です。
Q、抱っこして揺らしながらでないと寝ません。
A、抱っこして寝かしつける習慣をつけてしまうと、布団に置いた途端に泣き出すことがあります。布団に寝かせて軽くトントンして寝かせる習慣をつけることで、寝かしつけの短縮にもつながります。
Q、親が寝るまではリビングに一緒にいるため、赤ちゃんが寝ていても電気の光を浴びている状態です。睡眠に影響しますか?
A、目を離すのはよくないという理由で、親が寝るまでリビングに赤ちゃんを寝かせている家庭もありますが、睡眠の質を考えると、周囲が明るい状態では、どうしても眠りが浅くなります。できれば、電気の光の当たらないところで寝かせておくようにしましょう。
(フリーランス記者・宮本さおり)
※アエラムック「AERA with Baby 解決!子育ての基本の悩み」より