現地時間2021年4月15日、米トーク番組『エレンの部屋』に出演したキース・アーバンがテイラー・スウィフトのアルバム『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』に参加することになった経緯を司会のエレン・デジェネレスに語り、ホリデー・ショッピングをしている時にテーラーから連絡があったと説明した。
キースは「私たちはオーストラリアにいました。12月にショッピング・モールでクリスマス・ショッピングをしていたんです。誰もがクリスマス直前にプレゼントを買いに駆け込みますからね、男性は特に」と妻ニコール・キッドマンのためにプレゼントを買うため慌てて駆け込んだと冗談を交えながら話した。「買い物中に、テイラーから“あなたに歌ってもらいたい曲があるんだけれど、聞いてもらえる?”とメッセージが届きました」と続けた。
キースはもちろん「イエス」と答え、気がつくとテイラーから曲が送られてきていた。「私はショッピング・モールのフード・コートに座って、テイラー・スウィフトの未発表曲を2曲聴いたんです」とキースは述べ、「彼女の未発表曲を聴くには変な場所でしたが、私は気に入りました。幸運にも2曲ともボーカルで参加することができました」と説明した。
こうしてキースは、2008年にテイラーが発表した『フィアレス』の再録版に収録された「ザッツ・ホエン」でデュエットし、「ウィ・ワー・ハッピー」ではバック・ボーカルを務めることになった。キースには、ニコール・キッドマンとの間に二人の娘がおり、テイラーの大ファンの娘たちは、父親がテイラーからメッセージを受け取ったことに感激したそうだ。
またキースは、テイラーが『フィアレス』発売当時、彼の公演のオープニング・アクトを務めたことを振り返った。最終公演でバンドと一緒にキッスに扮したテイラーとともに「Kiss A Girl」をデュエットしたそうで、「彼女はエース・フレーリー(キッスの元ギタリスト)に扮していたのですが、本当に彼にそっくりで、彼なのかテイラーなのかわかりませんでした。完全に騙されました」と笑いながら語った。
キースは、今週日曜日に開催される【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード】にて2年連続で司会を担当する。ミッキー・ゲイトンが共同司会を務める。