14日月曜は、広い範囲で大気の状態が不安定になっています。正午の天気は、山形、福島、前橋、宇都宮、長野、甲府、彦根で「雷」を観測しました。今夜にかけても、雨雲や雷雲の発達しやすい状態が続きますので、落雷や突風、急な強い雨に、ご注意ください。
今夜にかけても 落雷・突風・急な強い雨に注意
14日月曜は、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、広い範囲で、大気の状態が不安定になっています。
正午の天気は、山形、福島、前橋、宇都宮、長野、甲府、彦根で「雷」を観測しました。雷レーダー(実況)をみても、あちらこちらで、雷雲が発達したことがわかります。
また、14日13時30分現在、北海道から中国、四国、そして沖縄に「雷注意報」が発表されています。
14日夜にかけても、広い範囲で、大気の不安定な状態が続くでしょう。14日18時の発雷確率をみると、北海道から中国、四国、そして沖縄では、局地的に雨雲や雷雲が発達するおそれがあります。落雷や突風、急な強い雨に、注意が必要です。
雷が近づいたら 家の中でやるべきこと
雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。
1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。
雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。