まあ、とくに自分はケチャップ好きのお子様舌なので、こんなに楽な食べ物系ダイエットはない。トマトを使った料理は、洋食系のレストランならたいていあるので、コロナが明けたら、外食も難なくイケそうだ。

 ただし問題は、数週間やっても、効果はいまひとつなこと。

 だいたい今までの食生活と、ほとんど変わらないし。「ザ☆夜トマルール」というこのダイエットのルールが書かれたページに、こうあった。「最低3カ月は続けよう!理想は6カ月だね!」

 がんばれ、リコピン。

■はちみつで冬眠する

 ☆の多用など、平成の香り漂う「夜トマ」から十数年。最近よく見かける夜モノはこちら、「夜はちみつダイエット」だ。

 そのひとつ、『人生を変える 夜はちみつダイエット』(田井祐爾著)によると、ルールは二つ。(1)夕食の糖質を少しだけ減らす(2)就寝の30分から1時間前に、大さじ1杯のはちみつを摂取する。以上。

 四国でクリニックを開業する医師が、患者にダイエット指導を始めたのをきっかけに我が身を振り返り、チャレンジしたダイエット法だという。

 同書によると、原点になったのは、イギリスで出版されていた『ハイバーネーションダイエット(冬眠ダイエット)』という、ぐっすり眠ることがダイエットをスムーズにするという考え方を紹介した本だ。

 著者の医師は、それまで習慣にしていた低糖質、低カロリーの食生活に加えて、ぐっすり眠れるように、毎晩大さじ1杯のはちみつを白湯に溶かして飲むようになったという。

 その後少しずつ体重が減り、最終的には「マイナス25キロ以上の減量に成功」。やってみると、寝る前に甘い物を大手を振って食べられる幸せといったら! ダイエット指導をする医師だけに、ほかに正しいダイエットのための豆知識が満載なのもおすすめだ。

■最終手段は器具で矯正

 最後はグッズを使って寝ている間に痩せボディーを手に入れよう。

 まずは「寝ながらメディキュット スーパークールスパッツ 骨盤テーピング付き」から。

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