小室夫妻が出発する羽田空港のゲートに集まった報道陣。100人以上の数に上った(撮影/上田耕司)
小室夫妻が出発する羽田空港のゲートに集まった報道陣。100人以上の数に上った(撮影/上田耕司)

 だが、この件についても早速ネットでは「解決金は誰が出してくれたの? 眞子さんが肩代わりしたの?」といった声があがった。

「そもそも、眞子さんの渡米の準備がこんなに早く整うことや、金銭トラブルもこんなに急に解決できたのなら、どうしてここまで放置していたのか、といった疑問が次から次へと出てきてしまう。そうなると、これは、やっぱり“皇室パワー”とか“忖度”ではないのかなど揶揄され批判のスパイラルになってしまうわけです」(同)

 NYへ行けば、こうした批判の声からは今よりは遠ざかるかもしれないが、今度は実質的な試練が待ち受けている。

「圭さんは、現地の弁護士事務所でアシスタントとして働き、来年2月のニューヨーク州の司法試験に再チャレンジする意向ですが、弁護士資格がない場合の年収は600万円ほど。眞子さんも博物館での勤務経験を生かして今後現地で就職をすると思われますが、実際に働くことができるのは、就職先が決まって就労できるビザに切り替えてもらってから。しばらくは眞子さんの預貯金を切り崩す生活になるのでは、と見られています」(同前)

 だが、NY在住のジャーナリストは「それほど生活は困窮はしないのでは」と語る。

「生活面や仕事でもサポートしてくれるNY在住の日本人有力者がいるとの情報もあります。実際、あれほど多忙な圭さんが家探しや眞子さんの就職先のことまで手は回りません。今後も仕事と試験勉強で今まで以上に多忙になりますが、少なくとも2月までは、生活に困ることはないでしょう。ただし、2回目の試験が不合格だった場合は、別の事務所へ移る可能性もあり、状況が変わるかもしれません」

 日本を後にした眞子さんと圭さん、今はその先にある「バラ色の未来」だけを見つめているのだろうか。(緒方博子)

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