エルトン・ジョン、故テイラー・ホーキンスをライブで追悼「真のミュージシャン」
エルトン・ジョン、故テイラー・ホーキンスをライブで追悼「真のミュージシャン」
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 現地時間2022年3月26日、エルトン・ジョンが米アイオワ州デモインにて行ったライブで、名曲「ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー」をフー・ファイターズの故テイラー・ホーキンスに捧げた。

 フェアウェル・ツアーの一環として行ったデモイン公演で、エルトンは前日25日に急逝したことが発表されたテイラーについて、「今朝、フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスが死去したことを知りました」と前置きすると、「とてもショックを受けました。彼は、私の“ロックダウン・セッションズ”で演奏してくれ、今まで出会った中で最も心優しい人の一人でした」と振り返った。「そして最高のドラマーの一人で、様々な音楽を愛する真のミュージシャンで、人生を愛していました」と続けた。

 エルトンは「これほど情熱を持った人を50歳の若さで亡くすのは、非常に残念なことです。そして彼の家族ー彼には三人の子供、妻、親族がいましたーそしてもちろんフー・ファイターズのために心が痛みます。彼らは絶対に取って代わることのできない最愛の人を亡くしたのですから」と語ると、「彼の音楽は生き続けます」と述べた。そして次の曲「ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー」が、“テイラー、彼の家族、妻と子供達のため”だと話した。

 テイラー・ホーキンスは、コロンビア・ボゴタにて50歳で亡くなった。フー・ファイターズのメンバーとして【フェスティバル・エステレオ・ピクニック】に出演予定で、死因は今のところ明らかになっていない。

 現地時間26日、マイリー・サイラスも【ロラパルーザ・ブラジル】で行ったライブで、友人だった故テイラーをバラード曲「エンジェルズ・ライク・ユー」でトリビュートした。その際、彼女は涙ぐみながら、「彼ともう一度ハングアウトするためにどんなことでもしただろう」と述べていた。