故プリンス、地元ミネアポリスに壁画制作へ
故プリンス、地元ミネアポリスに壁画制作へ

 故プリンスの地元だった米ミネソタ州ミネアポリスのダウンタウンで、彼を称える壁画が2022年6月に除幕されると主催者が発表した。

 “Crown Our Prince”プロジェクトの関係者によると、5月16日からファースト・アベニューと8thストリート付近の屋内駐車場で塗装が始まる予定だ。アートワークを手がけるのは、米フロリダ州マイアミにあるミュージアム・オブ・グラフィティの外壁を担当した同州在住の黒人ストリート・ペインター、ヒエロ・ヴェイガ(33)だ。

 主催者によると、この50万ドル(約6,200万円)のミネアポリスのプロジェクトは、7年前から進められてきたという。6月2日には完成を祝うブロック・パーティーが予定されている。

 プリンスは、【グラミー賞】を7回、【アメリカン・ミュージック・アワード】を6回、『パープル・レイン』の作曲で【アカデミー賞】、そして【ゴールデン・グローブ賞】を受賞している。全世界で1億5,000万枚以上のレコードを売り上げ、【ロックの殿堂】入りを果たした。

 今月は、プリンスがミネソタ州チャナッセンにある自宅兼スタジオのペイズリー・パークで、フェンタニルの過剰摂取により亡くなってから6年目にあたる。