ナイル・ホーランが、2023年のカムバックに向けて準備を進めていることがわかった。新型コロナウイルスのパンデミックが始まった頃、2枚目のスタジオ・アルバム『ハートブレイク・ウェザー』をリリースしていたナイルは、再びスポットライトを浴びる準備ができたとファンに伝えた。
ナイルは、「ハロー皆さん、ナイルです。皆さんも重々承知だと思いますが、しばらくですね」とTwitterに投稿した動画で語った。「今後についての最新情報をお伝えしたいと思います。活動を再開します。本当に、本当に誇りに思っている新しい音楽を新年にリリースする予定で、それを制作している間、みんなが辛抱強く待ち続けてくれたことに感謝します」と彼は続けた。
さらにナイルは、来年の春に放送予定の米オーディション番組『ザ・ヴォイス』シーズン23の撮影中であることを明かした。彼は、同様に新シーズンからコーチとして参加するチャンス・ザ・ラッパー、そしてベテランのケリー・クラークソンとブレイク・シェルトンとともに赤い椅子に座ることになる。なお、2011年の初放送からコーチを務めていたブレイクは、次のシーズンを最後に降板することを発表している。
そして、「新しいアルバムも準備しています」とナイルは続け、これまでやってみたかったというフェスティバル出演も行う予定であると話した。「これまでフェスティバルに出演する機会がありませんでした。なので、ここ数日、数週間、数か月の内に、来年出演するフェスティバルをいくつか発表できると思います。とても興奮しています。早くライブ活動を再開して、世界中の皆さんに会いたいです」と彼は続けた。
そして約束通り、先週金曜日の朝、ナイルは最初のフェスティバル日程を発表した。来年7月にスコットランド・グラスゴーで開催される【TRNSMTフェスティバル】にパルプ、サム・フェンダー、The 1975、ロイヤル・ブラッド、カサビアン、ジョージ・エズラらと出演する。
ナイルによる2017年のソロ・デビュー作『フリッカー』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得し、続く『ハートブレイク・ウェザー』は初登場4位を記録した。