ゴールデンウィーク前半にかけての天気と気温の傾向です。この先も天気は周期的に変化するでしょう。25日(火)から26日(水)は広く冷たい雨に。今のところ29日(土)昭和の日から30日(日)は沖縄や九州から関東で本降りの雨となるでしょう。3日(水)憲法記念日は晴れ間の広がる所が多くなりそうです。
1週目(21日~27日)寒暖差大
21日(金)は日本の南に前線が停滞し、前線上の低気圧が東に進むでしょう。九州から関東にかけては雲が広がりやすい予想です。ただ、まとまった雨雲は海上を通るため、九州南部や関東で、にわか雨がある程度となりそうです。中国地方や北陸は午前中は湿った空気や寒気の影響で一時的に雨が降るでしょう。
22日(土)から24日(月)頃は本州付近は高気圧に覆われて、本州付近は広く晴れる見込みです。
25日(火)から26日(水)は前線を伴った低気圧が本州付近を東北東に進むでしょう。九州から北海道にかけて広く雨が降りそうです。発達した雨雲がかかり、太平洋側を中心に雨脚の強まる所もあるでしょう。
最高気温は21日(金)までは平年より高く、関東以西では所々で夏日(最高気温25℃以上)になりそうです。22日(土)からは平年並みか低くなるでしょう。特に25日(火)と26日(水)は冷たい雨で、関東から九州でも20℃に届かない予想です。寒暖差が大きくなりますので、服装で上手に調節なさってください。
2週目(28日~5月3日)ゴールデンウィーク前半は雨の降る所が多い
27日(木)から28日(金)は高気圧に覆われて、本州付近は晴れるでしょう。
29日(土)昭和の日から30日(日)にかけては西日本から東日本を低気圧が進み、九州から関東は広く本降りの雨となるでしょう。活発な雨雲がかかり、雨脚の強まる所もありそうです。一方、東北と北海道は晴れ間が広がり、お出かけ日和になるでしょう。
5月1日(月)は北海道は雨が降りますが、東北から九州は晴れ間が広がる見込みです。ただ、東海などでは、一部でにわか雨が降るでしょう。
2日(火)から3日(水)憲法記念日は、本州付近は雲が多めながらも晴れ間が広がる見込みです。お出かけにも良いでしょう。一方、沖縄は雨が降りそうです。
最高気温は平年並みの日が多いでしょう。季節外れの暑さや寒さはなく、晴れる日には清々しい陽気の日が多くなりそうです。
なお、この予報は4月20日(木)午前中の予想をもとに作成しています。2週間予報は先へ行くほど、変わることがありますので、最新の天気予報をご確認ください。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。