ニュースも読める正統派アナウンサーで、実はゴリゴリのハードロック好き。そんな“ギャップ”が魅力なのは、TBSアナウンサーの宇賀神メグさん(25)だ。インタビューには、お気に入りだという黒のレスポールタイプのギターとライブTシャツ持参で、テレビで見せる雰囲気とは一変。ハードロックへの深すぎる愛を語った。
――周囲からはギャップがあると言われそうですが、昔からハードロックがお好きなのですか?
子どもの頃から好きです。親の影響で、物心ついた頃からロックが身近にある環境で育ちました。父はアメリカ出身で洋楽が好きですが、それ以上に母がロック大好きで。母とドライブするときは必ずビートルズ、エリック・クラプトン、エアロスミス、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)がかかっていました。
高校生の時には、母と一緒にガンズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)のライブや、エアロスミスとB’zが共演したライブ「エアロソニック」を見に行ったりしました。それで母と二人で、エアロスミスの「Cryin’」が流れた瞬間に泣く(笑)。よく、友だち親子みたいだと言われますが、音楽があったからこそ、母とより親密になった気がします。
――これまでにどんなアーティストが好きだったのか、聴いてきた音楽の遍歴を教えてください。
中学生の時にエアロスミスにはまりまして、それからガンズもエアロスミスもレッチリなども好きになって、それこそミュージックビデオを何十回、何百回と見ました。エアロスミスの曲では「Eat The Rich」が一番好きです。中高生とかでエアロスミスを聴く人、あんまりいないですよね…(笑)。
あと、最近再燃したのが、オアシスの「Don’t Look Back In Anger」。コロナ禍で聴くと胸に来るものがありまして、会社の帰り道で聴きながら車に揺られていると、なんだか泣きそうになります。
――洋楽中心ですね。邦ロックはどうでしょうか。
最初はあまり邦ロックを聞いていなかったのですが、中学生の頃にカラオケに行ったときに、友達がマキシマム ザ ホルモンの「絶望ビリー」を歌い始めて(笑)。あっけにとられたんですけど、ギターのメロディーがすごくかっこいいなと思って。そこでホルモンの魅力にとりつかれました。邦ロックではほかに、B’zやX JAPANも好きですね。