「続・日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える全身の健康につながる歯周病予防」※Amazonで好評発売中!
「続・日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える全身の健康につながる歯周病予防」
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 朝日新聞出版は5月20日、日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会による著書『続・日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える全身の健康につながる歯周病予防』を発刊します。国民に歯周病について正しい情報を伝える公式本の第2弾。2016年に発売した第1弾で読者からの好評を得ての発刊となります。今回は歯周病と全身疾患との関係やインプラントの解説を手厚くし、さらに最新の知見を盛り込んでいます。歯を失わず、健康でいるための必読書です。

 2016年にこの本の前身である『日本人はこうして歯を失っていく』を刊行して早4年、「歯周病」は広く一般の方々に認知されるようになりました。「中年以降の7割が歯周病」「歯を失う一番の原因は歯周病」ということをすでにご存じの方も多いと思います。一方、歯周病がさまざまな全身の状態や病気に悪影響を及ぼす可能性があるということを知っている人はまだ多くないでしょう。

 歯周病は、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、認知症などさまざまな病気と関係していることがわかってきました。歯周病菌が血流に乗って全身に悪影響を及ぼしているというのです。

 その最新の報告などを、正しくわかりやすく解説したのが本書です。歯周病の怖さ、予防法、治療法はもちろん、セルフ・ケアや歯科医師選びのポイントも紹介しています。

 主な内容は以下の通りです。

<歯周病セルフチェック>

1章 今さら聞けない歯周病の疑問 Q&A 13
 Q1 国民の7割が歯周病ってホント?
 Q2 プラークは食べかす?
 Q3 歯周病で歯肉が下がるのはなぜ?
 Q4 歯周病は口臭の原因になる?
 Q5 かみ合わせは歯周病に影響する?
 Q6 煙の出ないタバコは害がない?
 Q7 うがいは歯周病に効果があるの?
 Q8 歯周病は家族間で感染する?
 Q9 歯周病で減ってしまった骨は治るの?
 Q10 入れ歯は歯周病を悪化させる?
 Q11 インプラントも歯周病になるの?
 Q12 骨粗鬆症治療薬を飲んでいて歯周病の治療はできるの?
 Q13 災害時の口腔ケアはどうすればいい?

2章 全身に悪影響を及ぼす歯周病の恐怖
 2-1 なぜ怖いのか? 歯の周りの骨を破壊していく病気「歯周病」の正体
 2-2 増殖する歯周病菌 感染は防げるのか? ―歯周病の原因―
 2-3 静かに進行するサイレント・キラー ―歯周病の進行―
 2-4 歯周病になりやすい人は? ―歯周病の発症リスク―
 2-5 口は万病のもと ―全身の病気との関係―

3章 歯科医も驚く! 最新研究でわかった歯周病の新事実
 1 歯周病菌は腸内細菌にも影響する!
 2 食べることで歯周病予防できる善玉菌がある!?
 3 歯周病菌がアルツハイマー病を悪化させる!?
 4 がんの手術前にも歯周病治療が有効 入院日数が減るデータが!
 5 歯周病は肝臓にも影響! 非アルコール性脂肪肝炎「NASH」の原因に
 6 歯周病の人はインプラント治療をしてはいけない!?
 7 レーザーを使用した歯周病治療も!

4章 終わりなき歯周病克服への道
 4-1 歯周病治療の流れ
 4-2 歯周病の検査
 4-3 治療方針
 4-4 歯周基本治療
 4-5 歯周外科治療
 4-6 歯周組織再生療法
 4-7 よい状態を維持するためにはメインテナンスが重要

5章 歯を失った後の治療法とさらに続く歯周病の恐怖
 5-1 歯周病で歯を失うことになったら
 5-2 インプラント周囲炎とは

6章 プラークコントロールを制す者は、歯周病を制す!
 6-1 歯周病は歯科医師だけでは治せない
 6-2 歯周病を予防するセルフ・ケアとは?

7章 信頼できる歯科医師と力を合わせて歯周病を撃退
 7-1 一生付き合っていけるいい歯科医師とは
 7-2 いい歯科医師を見抜くポイント15
 7-3 受診する前
 7-4 通院初期
 7-5 診療開始後
 7-6 歯科医師と上手に付き合おう

巻末資料画像
 歯周病の進行
 プラークの付着と歯肉の炎症
 再生療法の治療前と治療後のX線画像
 電動歯ブラシ

『続・日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える全身の健康につながる歯周病予防』
著者:日本歯周病学会/日本臨床歯周病学会
定価:720円+税
新書版
本文208ページ

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