[撮影/馬場道浩、ヘア&メイク/AKI、スタイリング/中村美保、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO、衣装協力<スーツスタイル> ジャケット¥85,000、パンツ¥37,500(ともにCRUCE&C/Karaln)シャツ¥23,000(kiryuyrik/Karaln)靴¥22,800(VARISISTA)<カーディガンスタイル> カーディガン¥25,000、カットソー¥12,000(ともにwjk/wjk base)パンツ¥28,000(MASON’S)]
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「2.5次元」舞台のトップランナー的存在であり、女性たちの圧倒的支持を受ける鈴木拡樹さん。「2.5次元」とは、漫画やアニメ、ゲームなどの「2次元」の世界観を、舞台やミュージカルなどで俳優が再現した作品を指す。ぴあ総研によると、2017年の市場規模は156億円で、年々成長を遂げている。“ホーム”である舞台はもちろん、映画やドラマ、声優としても活躍する鈴木さんに、話を聞いた。
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──「2.5次元」界のスターですが、もともとアニメやゲームに興味は?
僕は舞台のお芝居を見に行って、その熱にあてられて演劇を始めたんです。そのときは「2.5次元」という言葉自体がありませんでしたし、いまだにそれほど詳しくはないんですよ。ただ、デビュー作が「風魔の小次郎」という、車田正美先生の漫画が原作のドラマ(2007年放送)と舞台(08年3月)だったんです。これが今でいうところの、「2.5次元」になるのかなと。だから今、こうやって「2.5次元」をいろんなところで取り上げていただけることは、うれしいですね。
──「2.5次元」ならではの魅力や難しさは?
原作があり、そのファンの方が見に来てくださるので、お客さんと最初からキャラクターを共有していることでしょうか。そのキャラクターが言いそうにない台詞、とりそうにない行動をとってしまうと、お客さんにストレスを与えてしまう。いかに自然に見ていただき、作品としておもしろいものにできるかが勝負になってくる。そういう意味では、普通の演劇より一つ工程が多いのかもしれない。そこが魅力でもあると思います。
──幅広い役柄を演じられていますが、「このキャラクター、僕がやるの?」と思うことは?
多々あります(笑)。役者さんのなかには「この役といえばこの人」という確固たるポジションを持っている方もいて、そういう方がうらやましい時期もありました。でも、「この役、鈴木にやらせてみたらどうなるんだろう?」というかたちでオファーをいただき、自分のなかでいろいろ考えることは、楽しいですね。