金髪姿が話題の山口智子
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 1990年代にTBS系「ダブル・キッチン」やフジテレビ系「29歳のクリスマス」など数々の主演ドラマで活躍し、サバサバ系好感度俳優として一世を風靡した山口智子(60)。昨年に還暦を迎えた彼女の生き方が、あらためて反響を呼んでいる。

【写真】かつての「視聴率の女王」ロングヘア時代の山口智子

 山口は今年4月から自身初となるラジオレギュラー番組「山口智子 ベサメムーチョ」(BAYFM)がスタート。同番組は、世界的名曲「ベサメ・ムーチョ」をこよなく愛する山口が「もっともっとキスして!」という熱い思いでリスナーとともに“ベサメる”内容だという。

 各回放送前に山口は、ラジオブースから「一緒にベサメりましょう」などと呼びかける告知動画を自身のインスタグラムに投稿。最近は金髪にしている彼女だが、ネット上では「山口さんの明るいヘア、よくお似合いです」「一瞬誰だかわかりませんでした。だいぶ印象が変わりましたね」などと話題を呼んでいた。

 以前から「旅こそ人生」と語る山口は、2023年8月にYouTubeチャンネル「山口智子の風穴!?」を開設し、「はじまりの地巡り」と称して日本各地を旅する様子を配信。

 山口は同チャンネルで指針について「土とか時間の枠を超えて旅することにならないとダメ」「天空から見る私たちの暮らしとか地球とか、視点を一回、上に上げないと、もう結局始まんないんですよ。私たちの地球のこれからの育成が」と熱弁を振るっているほか、映画監督の岩井俊二氏と宮崎県高千穂町の荒立神社を参拝したり、オカルト雑誌「月刊ムー」編集長の三上丈晴氏とともに“河童伝説”で知られる本県八代市などを訪れたりしている。

「還暦こそ、原点回帰!」をテーマに掲げている最近の山口について、エンタメ誌の編集者が語る。

「知的好奇心にあふれる山口さんのYouTubeチャンネルは、さながら『山口智子版ブラタモリ』。そして、旅や『ベサメ・ムーチョ』、さらには長年踊り続けているフラメンコなど、いくつになっても好きなことを情熱的に突き詰める山口さんの生き方に憧れるファンは多いようです。一方、彼女がYouTubeやSNSを始めたことで、初めて人柄に触れた人も少なくないようで、『こんなに壮大で熱い人だったの?』と驚きの反応も目立ちます」

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