【第97回アカデミー賞】アリアナ・グランデ、<助演女優賞>ノミネートに“涙が止まりません”と投稿
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 アリアナ・グランデが、【アカデミー賞】ノミネート女優になった喜びをSNSであらわにした。

 現地時間2025年1月23日に2025年のノミネートが発表され、アリアナはジョン・M・チュウ監督の『ウィキッド ふたりの魔女』で演じたグリンダ役で、初めて<助演女優賞>にノミネートされたことが明らかになり、アリアナはこのニュースに対するエモーショナルな反応をインスタグラムに投稿した。『オズの魔法使い』のドロシー・ゲイルに扮した幼い頃の自身の写真を投稿した彼女は、まず、「号泣の合間に頭を上げて、@theacademyにこの計り知れない評価に感謝の気持ちを伝えたいです」と書き始めた。

 「涙が止まりません。誰も驚かないとは思いますが」と彼女は続け、「このような素晴らしい方々とご一緒できること、そして大きな美しいシャボン玉が現れる直前に、ジュディ・ガーランドの歌う“虹の彼方に”を座って勉強していたタイニー(小さな)アリとこの瞬間を共有できたことを、私は謙虚な気持ちで、そして心から光栄に思っています。タイニー、私はあなたをとても誇りに思います」と綴った。

 【グラミー賞】受賞者である彼女はさらにチュウ監督に対し、「私にチャンスをくれて、信じられないほど素晴らしい指導者になってくれました」と感謝の意を表し、<主演女優賞>にノミネートされた共演者のシンシア・エリヴォにも、「私のシスター、エルフィをとても誇りに思います。あなたの才気は尽きることがなく、あらゆる庭に咲く花(チューリップ)に値します。無条件に、いつも愛しています」とエールを送った。

 そして彼女は、「まだ言葉がすべて出てきません。まだ息を整えようとしているところです。でも、ありがとう。何てことでしょう。ありがとう」と再度感謝した。

 今年、合計10部門でノミネートされた『ウィキッド ふたりの魔女』は、2025年の【アカデミー賞】で2番目に多くノミネートされた作品として『ブルータリスト』とタイ記録を達成した。『エミリア・ペレス』だけがこれより多く、合計13部門でノミネートされている。

 今年の<助演女優賞>には、アリアナの他に『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のモニカ・バルバロ、『ブルータリスト』のフェリシティ・ジョーンズ、『教皇選挙』のイザベラ・ロッセリーニ、『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナがノミネートされた。<主演女優賞>には、エリヴォの他に『エミリア・ペレス』のカーラ・ソフィア・ガスコン、『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソン、『サブスタンス』のデミ・ムーア、『I’m Still Here』(原題)のフェルナンダ・トーレスがノミネートされた。

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