10月24日、大阪・泉佐野オチアリーナにて、ジュエリーブランド・PANDORA主催のイベントが開催され、同ブランドのグローバルブランドアンバサダーを務めるRed Velvetが登場した。
Red Velvetのメンバーは、イベント前に開かれた記者発表に登壇。「今年Red Velvet結成10周年を迎え、その節目としてメンバーお揃いのPANDORAジュエリーを選ぶとしたら、どんなアクセサリーを選びますか?」という質問にIRENEは、「私たちはこの10年自分達が音楽や人を愛する心と共にここまで来たので、“I Love You”を意味するハートのチャームを選びたいと思います。」と答え、WENDYはPANDORAの好きなところついて「PANDORAのジュエリーはリサイクルされた素材を使っている事が素晴らしいと思っています。最近では、環境問題が問題視されていて、こういった問題に取り組んでいると聞いて驚きましたが、そのジュエリーを身につけてステージに立つことにとても誇りを感じています。」と答えた。
また、SEULGIは「大阪といえば?」という質問に「道頓堀のグリコかな、あとは以前訪れた“オレンジストリート”で、大阪だけのストリートファンションから多くのインスピレーションを受けました。」と話し、さらに大阪で食べたいものを聞かれると「機会があれば、みんなで串カツを食べに行ってみたいです!」と語った。YERIは、「PANDORAのジュエリーを誰に贈りたい?」という質問に「やはりメンバーに贈りたいです。まだ私たちはお互いジュエリーを贈った事がないので、これを機に感謝の気持ちを込めて贈りたいです。」とメンバーの顔を見ながら少し照れた様子で話してくれた。JOYは、ジュエリーを身につけた時の気持ちになぞらえ、自分が幸せに感じる瞬間を聞かれると「Red Velvetとして伝えたいメッセージを音楽に込め、ステージ上で表現した時にファンの方に伝わった瞬間、私たちとファンのみなさんが繋がったなぁ、と幸せな気持ちに包まれます。」と語り、メンバーもその言葉に深く共感している様子だった。
そして、多くのVIP招待者を前に開かれたシークレットコンサートでは、はじめにPANDORA LAPACゼネラルマネージャーのマーティン・ペレイラが登壇し「PANDORAではジュエリーを通じて“あなたの情熱に声を与える”という使命を持っています。そのストーリーを語るうえでRed Velvetは最高のパートナーです。今日はこの会場で音楽とジュエリーを楽しみ永遠の思い出を作りましょう。楽しんで!」と挨拶。いよいよRed Velvetのシークレットコンサートがスタートする。
360度スクリーンに囲まれた幻想的な会場に、“Red Velvet”の文字が華やかに映し出されると、白と黒を基調とした衣装に、PANDORAのジュエリーを身にまとったメンバーが登場し、会場から大きな歓声があがった。1曲目は、8月にリリースされたアルバムのタイトル曲「Cosmic」、そして2曲目に「Psycho」を続けて披露すると、彼女たちのフェミニンかつ情熱的なパフォーマンスに惹き込まれていく。「こんばんは! Red Velvetです!」とメンバー全員で元気に挨拶し、続けて、WENDY、SEULGIが話し始めるが、ここで通訳のマイクの電源が入らないというハプニングが! ここで起点を効かせたWENDYが通訳に駆け寄り自身のヘッドセットマイクを通訳に近づけ「(通訳)会場の熱気がすごいですね! みなさんの熱気がここまで伝わってきます!」とファインプレーを見せると、拍手が巻き起こった。その後トラブルも解消し、IRENEが「私たちはPANDORAのモデルとしても活動していますが、この特別なイベントでみなさんの前でパフォーマンスできることを嬉しく思っています。」と話すと、JOYが「私たちは、今PANDORAのジュエリーをつけてステージに上がっています。どうですか? 似合いますか?」と問いかける場面も見られた。後半は、壮大なスケールを魅せる「Feel My Rhythm」、そして「Red Flavor」は日本語バージョンで披露。観客フロアではキュートなダンスを一緒に踊る姿も見られ、この日一番の歓声に包まれながら、シークレットコンサートは幕を閉じた。
今回のイベントでは、煌びやかなアクセサリーとRed Velvetが表現する音楽の世界観が融合し、会場全体が輝きで彩られていた。彼女たちがこの10年、常に感じ表現し続ける“LOVE”が、PANDORAのグローバルブランドアンバサダーとしても、しっかり使命を果たしていることを実感した瞬間でもあった。
TEXT:森島良子
◎イベント情報
2024年10月24日(木)
大阪・泉佐野オチアリーナ