● ジャガイモは水分が多く、足が早い食品です。
とくにポテトサラダは、悪くなりやすいので夏場は避けましょう。
ちくわなど練り物も夏場は傷みやすいので、使う場合はさっと茹でて冷まし、水分を拭き取ってから詰めると安心です。
● 前の晩ごはんで、お弁当用として取り分けて冷蔵していたものは、一度電子レンジで加熱して、冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
二度手間になりますが、これによりおかずの傷みを遅くなります。
● おにぎりを握るときには、ラップを使って握るのがベスト。
手は洗ってもすぐ雑菌がついてしまうもの。ラップをうまく活用しておにぎりを作りましょう。
チャーハン、炊き込みご飯は傷みやすいので、避けたほうがよいでしょう。
● おかずやおにぎり(ゴハン)はお弁当箱に詰める前に、平皿などに置いて完全に冷ますこと。
菜箸を使い雑菌をつけないようにしましょう。
保冷剤代わりになる食品や、保冷機能付きお弁当箱を活用
● なるべく涼しいところに置くようにしましょう。
最近では、保冷剤一体型お弁当箱も多数販売されているし、抗菌シートなどもあります。
暑い時期には、積極的に活用するといいですね。
また、ゼリーなどを凍らせて保冷剤代わりにお弁当箱に入れるのも、お母さんたちがよく使う手。
自然解凍して食べられる冷凍のえだまめなど、冷凍食品を上手く使って、保冷剤代わりに活用しましょう。
この場合も、周りに水分がついていたら、キッチンペーパーなどで拭き取ってくださいね。とにかく水分は大敵です!
── 夏場のお弁当づくりは制約も出てきますが、工夫次第で美味しくいただけます。
ぜひ、お弁当づくりに活用してくださいね。
●参考/農林水産省HP「さらば!食中毒 お弁当づくりの知恵」より