「すごい衣装着させられてるな」
1995年4月7日に行われた巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)の始球式。当時、内田はビキニタイプのコスチュームに丈の短い透明のジャケット、ニーハイソックスという特徴的なスタイリングで登場。円すい状のビキニトップスは両胸の先端がとがっており、レディー・ガガの衣装を彷彿とさせるようなものだった。
まさに“全盛期”だからこそ突き抜けていた内田の姿を見て、SNSでは「すごい衣装着させられてるな」「内田有紀ってこういう感じで売ってたの!?」と驚きの声も上がっていた。
「1992年、17歳のときに『その時、ハートは盗まれた』で俳優デビューした内田さんは、翌年のユニチカ水着キャンペーンモデルや『フジテレビビジュアルクイーン』に選ばれ、グラビアの仕事が増加しました。さらに94年には広瀬香美さんや筒美京平さんらが手掛けた楽曲『TENCAを取ろう! ―内田の野望―』で歌手デビューを果たします。彼女が東京ドームで始球式を行った時期は、ちょうど小室哲哉さんがプロデュースした3枚目のシングル曲『Only You』発売前のプロモーション中でした」(前出の記者)
数々のCMに出演し、トップアイドルとして活躍した内田だが、2000年に「演技の勉強をやり直したい」との思いから劇作家の故つかこうへい氏主宰の劇団に入団。
しかし、02年に芸能界を一時引退し、同年にフジテレビ系ドラマ「北の国から 2002遺言」で共演した俳優の吉岡秀隆(53)と結婚。そして、05年に30歳で離婚すると、「自分の居場所を見つけたい」と芸能界に復帰した。