ご静養のため、9月12日から那須御用邸付属邸(栃木県)に入られた天皇、皇后両陛下と長女・愛子さま。御用邸に到着後、夕方に敷地内を散策されたが、思わず二度見してしまうほど、天皇陛下と雅子さまの装いの雰囲気が“おそろい”だった。仲の良さを感じる瞬間だったが、専門家は「雅子さまの意識の強さを感じる」と話す。
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JR那須塩原駅から車に乗り換えられて御用邸に到着した日の夕方、敷地内を散策された天皇陛下と雅子さまと愛子さま。天皇ご一家は、那須の山並みや散策路に生えた草花をながめ、談笑しながら、報道陣の前におそろいになった。
天皇陛下と雅子さまのお姿が見えたとき、「同じブランドの服!?」とは言いすぎかもしれないが、遠目からだと特に、全身のコーディネートは、色合い、素材など、「ペア感」の度合いが高かった。
「天皇陛下と雅子さまは、たしかにペアルックで、淡いパステルグリーンのトップスに、ホワイトベージュのパンツを合わせています。色の組み合わせがとても爽やかですね」とは、スタイリストの角佑宇子(すみ・ゆうこ)さん。
天皇ご一家はお出かけのときの「リンクコーデ」はおなじみ。「天皇陛下と雅子さま、天皇陛下と愛子さまと、天皇陛下を中心にそれぞれの着こなしや色合わせをご一家でリンクさせていることが多く見受けられます」と角さんも指摘する。
実は天皇陛下と愛子さまも
今回のご静養では、天皇陛下と雅子さまのペア感に目を奪われてしまったが、角さんは天皇陛下と愛子さまのリンクも見逃さなかった。「天皇陛下の襟の内側のストライプ柄と、愛子さまのストライプのシャツワンピースの柄を揃えているので、実は家族でのリンクコーデになりますね」
たしかに、角さんが解説する通り、天皇陛下を中心に、雅子さまとは色の組み合わせ、愛子さまとは柄でリンクし、一体感やまとまりがにじみ出ている。そして、さりげないリンクがとても上品だ。今回の天皇陛下と雅子さまの装いは、「さりげなく、かつ品よくペア感を出す装いのポイントを抑えている」と指摘する。