生徒たちが制作した「桐陰祭」のゲート=2024年9月、東京都文京区、来場者提供

 悠仁さまが目指したのは、「スィーツ店」。お友だちの男子生徒と一緒にワッフルの模擬店の列に並び、ほどなく入店。

 居合わせた来場者によると、男子生徒と二人で席に座ったのち、ホイップクリームが添えられた美味しそうなワッフルを手に模擬店から出てきたという。食べ歩きは禁止のため、屋内のスペースでお友だちとワッフルをモグモグ。

ライブ会場でうちわを手にリズムを 

 そのあと向かったのは、体育館の地下で開催される校内の軽音団体による「TOーIN FES KEION LIVE」の地下会場だ。

「女の子がボーカルを務めるバンドの演奏がちょうど始まり、悠仁さまはうちわでリズムを取りながら、演奏を楽しんでいました。ライブ会場にいた男性教員が、『どんどんノッて、楽しんで』といった風に、両手を大きく広げて悠仁さまにコミカルなジェスチャーを送っていた光景が、ほほ笑ましかった。あたたかな雰囲気で高校生活を送っているのだなと感じました」

 と目を細めるのは、居合わせた来場者。

 両日ともピザの模擬店が売り切れになったあとは、テント下や木陰で食べ物をつまみながら、リラックスした様子でお友だちと談笑していたという。

 2日目の閉場後に人気投票の結果が発表された「桐陰グランプリ」。悠仁さまたちのクラスのピザ店は残念ながら受賞を逃したようだが、貴重な青春のひとコマとなったに違いない。

(AERA dot.編集部)

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