2022-23秋冬メンズ 東京コレクションに出演した仲村トオル(提供:Yohji Yamamoto POUR HOMME/Pixelformu/SIPA/REX/アフロ)

30年乗り続けている外車

 実際、情けない上司から総理大臣まで、さまざまな役で視聴者を引き付けている仲村。また、意外と多くの舞台にも立ち、2004年からほぼ1年に一度は舞台に出演している。

「私生活では、1995年に女優の鷲尾いさ子と結婚しましたが、家庭も円満そうです。長女の美緒(現芸名はミオ)はモデルとして活動していますが、彼女はインタビューで『家族の間では隠し事をしないことがルール』だと明かしています。父や母に言いたくないことでも、妹に言えば家族間には秘密はなく、1人で抱え込まずに相談したり頼ったりしようと、仲村から言われているそうです。また、バラエティー番組に美緒が出演した際、家庭での両親の様子を聞かれ『母は数独を解いてます。すごい好きで』と返答。仲村が新聞などに掲載されている数独を切り取っておいて、それを鷲尾が解いているそうです。夫婦仲は良く、娘思いの父親でもあるので、そこが人間としての魅力につながっていると思います」(同)

 一方で、仲村には意外な趣味もあるようだ。週刊誌の芸能担当記者は言う。

「25歳のときに新車で購入したジャガーに30年間乗り続けているそうです。今でも撮影現場に乗っていくことが多く、総走行距離は20万キロを超えていると以前にインタビューで明かしていました。もう一台4WDも所有しているそうですが、ジャガーを乗り換えようと思ったことはなく、ジャガーより好きなクルマが現れなかったと話しています。独特の乗り味が気分を落ち着かせ、飛ばす気にもならないため、煽られても『お先にどうぞ』という気持ちになるそうです。長きにわたって道具を大切に愛用しているイケオジは単純にかっこいいですよね。そのうえ、家族思いで、顔つきにも優しさがにじみ出ているような感じがします」

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