今月のダラクシー賞　喋りテク＜金と色恋バストトーク

　猫も杓子もフリーフリー。石を投げればフリーの女子アナにぶつかりそうな昨今。鳴り物入りでフリーになったものの、結果が伴わなければ、即お払い箱に。気がつけばテレビはそんな徘徊フリー女子アナたちの吹き溜まりになりつつある。

　そもそもフリーといったところで、どこかの事務所に所属しているわけで、ようは局を辞めて、元女子アナという肩書きのタレントになっただけのこと。なので、ほかのタレントと同様、突出した何かがなければ、使われなくなるのも当然といえば当然。

　で、その“突出した何か”だが、アナウンサーの本分を考えれば、当然、アナウンスメント技術、ということになるはずだが、女子アナに限ってはそうではないようだ。うすうすわかってはいたが、今回、この「ジョブチューン」を見て、それが確信に変わった。

　この番組は、たとえば漁師さんだったら、新鮮な魚の見分け方や美味しい調理の仕方を伝授、女医さんだったらジェネリック医薬品の知られざる事実は？　とか、米倉涼子のようなミニスカート＆ハイヒール、ドＳな女医はいるの？　などというその職業ならではの秘密をぶっちゃけるモノで、フリーになった今だから話せる女子アナたちのぶっちゃけ話はどんなものかと見たところ……。