
天皇、皇后両陛下が主催する春の園遊会が4月23日、東京・元赤坂の赤坂御苑で行われた。招待客を微笑ませたのは、今回が「園遊会デビュー」となった両陛下の長女愛子さまと、それをサポートするように傍らに立つ秋篠宮家の次女佳子さまの笑顔だった。
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赤坂御苑の「三笠山」から、皇族方の到着を待つ招待客の列へと続く小道を歩きながら、愛子さまはくるっと振り返り、後ろにいた佳子さまに何か話しかけた。
今回が2度目の園遊会となる「先輩」の佳子さまに、なにか尋ねたのだろうか。
佳子さまはニコッと微笑み、肯定するようにコクンとうなずいた。
園遊会では、天皇陛下を先頭に皇后雅子さま、秋篠宮さまと紀子さま、皇族方が並んで招待客の前を進み、順番にお声がけをしていく。それぞれのご両親が招待客と会話をしている間、おふたりは青と白の浅黄幕の前で「順番待ち」となった。
そう長くはない間だったが、愛子さまと佳子さまが楽しげに言葉を交わす様子は、まさに「ガールズトーク」の雰囲気だった。
公務経験が豊富な佳子さまは、招待客とのやり取りでも愛子さまをサポート。佳子さまと招待客との会話に愛子さまも加わり、佳子さまが愛子さまに向かってうなずき、愛子さまも「そう、そう」と言うように返すシーンも見られた。
そして紀子さまも愛子さまを交えて招待客と話し、雅子さまも離れた場所から視線を向けていた。
周囲にあたたかく見守られながらの、愛子さまの「園遊会デビュー」。その様子を写真で振り返る。
(AERA dot.編集部・永井貴子)

