東大や京大のほか、旧帝大、一橋大、東京工業大、神戸大などの合格者数を詳報した「AERA3月18日増大号」は、3月13日(水)に発売

 京大では北野(大阪)が86人で7年連続の1位。83人の合格者を送り出した2位の洛南(京都)と伯仲している。3位は東大寺学園(奈良)の70人、4位は天王寺(大阪)と灘の51人。いずれも京大合格の“常連校”がしのぎを削っている。

 東大一般入試の合格者における女子の割合は昨年の21・8%から減少して19.4%と、再び2割を切った。東大の藤垣裕子副学長は10日のオンライン記者会見で、次のように語った。

「2.4ポイント下がったのは残念な結果だが、ここ5年は単調減少でも単調増加でもなく振動している。推移を見守るとともに引き続き女子学生を増やす取り組みを実施していきたい」

 割合は2割前後で推移しているものの、合格者数でみると昨年の653人に対し、今年は582人と大きく減らした。

「合格最低点を昨年と比較すると、文系はいずれの科類も10点近く下がりました。今年は2次試験の文系数学がやや難化したと分析されています。傾向として文科のほうが志願者における女子の割合は高く、難化の影響があったのでは」(神戸さん)

 上記のランキングの続きは、3月13日(水)発売の週刊誌AERA3月18日増大号に掲載。東大・京大のほかにも、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、一橋大、東京工業大、神戸大といった難関国立大に、どの高校からの合格者が多いのか、詳細データを掲載しています。さらに、灘、日比谷、西京、聖光学院、堀川、西大和学園、東大寺学園といった「超進学校」を徹底取材し、その合格力を徹底解剖しています。

(編集部・秦 正理)

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