突然ですが、あなたはスマホ&ケータイを操作する時、知らないうちに “スマホ顔”になっていませんか?
最近話題になっている“スマホ顔”とは、「画面に集中」➡「長時間うつむき加減」➡「顔の筋肉の緊張がゆるむ」➡「頬やあごの皮膚がたるむ」……そんな顔の状態を指します。
自分は大丈夫と思っている人も油断は禁物!
この記事を読んでいるあなたも、ひょっとしたら今、“スマホ顔”かもしれません!
そこで、“スマホ顔”にならないためのポイントをご紹介。ぜひ実践してみてくださいね。
あなたもその一人⁉ 外国人が驚く「日本の電車はスマホに夢中の人だらけ」
総務省によると、2012年3月末時点で日本の移動体通信(携帯電話・PHS)の普及率の合計が100%を超え、14年3月末には112.5%に!
いまや、一人が複数台のモバイル通信機器をもっていてもなんら不思議ではなく、その契約数は日本の総人口を超えるまでに。そして、モバイルの爆発的普及と同時に増え始めたのが噂の“スマホ顔”なんです。
ズラッと横並びに座る特性から、たくさんの“スマホ顔”に遭遇しがちな場所と言えば、やはり電車でしょうか。
実際に車中では、誰も彼もがスマホ&ケータイ(以下スマホ)の画面にクギづけ、といっても過言ではありません。特にスマホは動画、コンテンツ、ゲーム、メール、SNS、ネット、電子書籍……など様々な楽しみ方があるため、ついつい夢中になりがちです。
でも、電車の揺れがいざなう心地よい眠りから目覚めたあなたが、ふと目を開けてまわりを見渡した時、視界に入った乗客がそろって顔の皮膚がダラリと垂れ下がった“スマホ顔”だったら……。これはもう、ホラー映画さながらの恐怖ですね(笑)。
腰・肩に負担がかかる前かがみの姿勢こそ、“スマホ顔”の原因
老化にはほど遠い年齢でありながら、「最近、二重あごが気になる」「顔の輪郭がたるんできたように感じる」など、フェイスラインの変化を感じていませんか?
そうした予兆がありながら「太ったせいかな……」「寝不足だから……」と自分に都合のいい解釈をしていたら恐ろしいことに! 顔のたるみは、スマホの画面を見る時の姿勢の悪さが原因になっていることがあるので要注意です!
というのも、歩行時によい姿勢を保てている人も、スマホの画面に視線を落とした途端、首や背中が丸くなった姿勢(猫背)になりがち。これでは肩・腰・腕への負担が増すばかりでなく、顔の筋肉も、重力に導かれるままダランと垂れ下がった状態に。
たとえば、大好きな恋人が隣にいるにもかかわらず、いつものように “スマホ顔”を無意識にさらしてしまったら、100年の恋も一度に冷めてしまうかも! 恋人だけでなく多くの人の視線がある場所で“スマホ顔”を無防備に披露してしまうのは、誰もが避けたいところですよね。
“スマホ顔”にならないための3つのポイント
恐ろしいのは、無意識に“スマホ顔”を続けることで、頬のたるみが蓄積されること。頬のたるみは老け顔の元凶となるほうれい線のもとでもあるので、スマホを操作する際は以下の3点を心がけましょう。
① 目線 ➡ カラダのワキに二の腕をつけ、画面は目線の高さに
②顔の向き ➡ 前かがみにならず、顔を上げて首をまっすぐに
③姿勢 ➡ カラダをねじらず背中を伸ばし、おしり全体でバランスよく体重を支える
様々な情報を手軽に入手できるスマホは、その便利さから長時間見入りがちです。
すでに多くの人が慢性的な眼精疲労、首・首の凝りに悩まされていますが、さらに、顔全体がゆるんだ“スマホ顔”になってしまっては泣くに泣けませんよね。
便利なツールだからこそ、そのツールに振りまわされないよう上手に使いこなすのが、現代人の心得。
目線、顔の向き、姿勢に日ごろから気をつけ、スマートフォン(smartphone)の名前の通り、賢く&かっこよく(smart)利用しましょう!
「ながら使用」で多くの事故が発生! 公共マナーを守ろう
そして、もうひとつ気をつけたい点は、公共の場でのスマホのルールやマナー。
あらためて言うまでもありませんが●院内やシルバーシート付近では電源を切る●映画館などの施設内ではマナーモードまたは電源を切る●店舗で通話する時は外に出る●歩きながら、食べながらの「ながら使用」は控える……。
スマホ操作に夢中になっている時は、思った以上に視野や意識範囲が狭くなっています。
たった一人の「つい、うっかり」が、多くの人の迷惑行為になることもあるので、もし家族、友人、同僚がルールを守れていない場合は、互いの信頼関係の中でさりげなく注意しあうことも、賢くてかっこいい(smart)行動といえますね。
参照/顔のたるみ研究所(リンク先参照)