話題になった千代丸の寝顔 日本相撲協会公式Xより(以下同)
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 両国国技館で大相撲九月場所が開催中だ。少し堅いイメージがある角界だが、日本相撲協会が運営するSNSでは違った一面を覗くことができる。力士の寝顔や、海辺で軽やかにジャンプする姿、健康診断の採血を怖がる様子などが投稿され、ギャップに“萌える”と話題なのだ。人気の秘密はどこにあるのか。

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「『怖い』『大きくていかつい』という力士に対する世間のイメージと、写真で見せる『可愛らしい』表情との間のギャップが、支持してもらえている要因かなと思います」

 そう語るのは同協会SNSの担当者。2011年10月に始めたTwitter(現X)は、約39万人(9月19日現在)のフォロワーを誇る。運用は、同協会広報・情報活用推進室の3人で行っている。

 これまでで一番反響が大きかったツイート(現ポスト)は、14年の札幌場所中に投稿した十両の千代丸(九重部屋)の“寝顔”。投稿はテレビでも取り上げられ、一部のファンからは「千代丸たん」の愛称で親しまれるようになった。「いまでも千代丸関と言えば、この寝顔の写真が話題になる」と担当者。この投稿により、フォロワーが1日で5千人増加したという。

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「浜辺でジャンプ!」写真が話題に