3万台のケーキを出荷したピクトケーキ
3万台のケーキを出荷したピクトケーキ
ホットサンドをTシャツにすればパン好きをアピールできるぞ!
ホットサンドをTシャツにすればパン好きをアピールできるぞ!

 スマホで撮った写真をFacebookやTwitter、Instagramなどに載せるだけでは、もう古い! 撮った写真がこ~んなものに変身しちゃうのだ。今回は、写真がどんなものに生まれ変わるのか、面白いサービスをいくつか紹介しよう。

■あなたの写真をケーキに!

 PICTcake(ピクトケーキ)は、スマホで撮った写真をおいしいケーキにしてくれるサービスだ。注文方法は簡単で、スマホはアプリ経由で画像をアップロードするだけ。希望があれば、スタンプや文字などを入れてくれるのがありがたい。クリームとフルーツで縁取りされた真ん中の部分に、好みの写真を食用インクで印刷してくれる。

 ちょっと言いにくいことも、ケーキを渡すことで和らげてくれる。そこで、こんな使い方はどうだろう。

 給与交渉が行われる会議室――これから入ってくる営業二課のA課長は明日が誕生日だ。お祝いも含め、A課長の写真と「10%減俸」の文字を添えたケーキを渡そう。誕生日を祝ってもらったうれしさで、減俸されたことの残念な気持ちがきっと薄れるはずだ。なお、逆上されて交渉がこじれてしまっても、当方は一切責任を追いかねるので注意してほしい。

■オリジナルTシャツをつくろう!

 ユニクロでオリジナルのTシャツなどを注文することができるのは、なんとなく知っているが、チーム用などの大量注文のみだと思っていないだろうか? 実はインクジェットにより1枚からでも対応可能なのだ。

 実際にデザインするところまでやってみた。まずは、「UTme!」というアプリをダウンロードする。そして、カフェで撮影したホットサンドの画像をアプリに取り込む。あとは、位置やサイズを調整するだけ。その後、画像をシェイクしたり、モザイクかけたり、テキストを追加したりとデザインを追加できるが、今回はそのままでやってみた。注文まで行かずにデザインを保存できるのがありがたい。

 オリジナルTシャツとオリジナルケーキの2段構えでアピールすることもできる。例えば、Tシャツには「Will you」と書いてあり、箱から出したケーキには「marry me?」と続く。完全オリジナルなサプライズプロポーズを行ってみてはどうだろうか。彼女の口から「yes」と聞こえたら、ピクトケーキが“ウェディングケーキ”に変身する。

(ライター・凛 福子)